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イーエムシステムズ---2Qは営業利益が2.7%減、ハードリプレイスの需要高まる見込みのため通期業績予想を修正

注目トピックス 日本株
イーエムシステムズ<4820>は9日、2019年3月期第2四半期(2018年4〜9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%減の65.94億円、営業利益が同2.7%減の14.68億円、経常利益が同2.1%減の17.87億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.4%減の11.97億円となった。

調剤システム事業及びその関連事業は、薬局チェーン店へのアプローチ強化、OEM供給等による販売チャネルの強化を引き続き行い、薬局向けシステム「Recepty NEXT」及び「ぶんぎょうめいと」の拡販に注力した。このような状況下で、システム販売件数は計画を達成し、課金売上も順調に増加し、ハードウェアの入替えも計画通りに推移、サプライ販売も引き続き堅調だった。

医科システム事業及びその関連事業は、全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓を販売代理店経由で進めた。更に、医事会計システムの「MRN クラークスタイル」、「ユニメディカル」、また電子カルテシステムの「MRN カルテスタイル」、「オルテア」の拡販に引き続き注力した。
この結果、販売チャネルの着実な拡大とともにMRNの新規導入、他社リプレースによるシステム販売件数も着実に増加し、また課金売上も順調に増加し、サプライ販売も好調な状況となった。

その他の事業については、薬局経営事業は調剤報酬及び薬価改定の影響を一部受けたが、売上高、営業利益ともに計画を上回った。また株式会社ラソンテは、売上高・営業利益とも計画を上回っている。
医療介護連携事業においては、クリニック・薬局・介護サービス事業者向けに提供している「ひろがるケアネット」の利用者拡大に注力している。
また、同日に2019年3月期通期の連結業績予想について、下期以降も次世代システムの開発に引き続き注力するため製造原価が計画を下回る見込みであり、かつ想定以上にハードリプレイスの需要が高まる見込みのため、修正を発表した。
売上高が前回予想比2.1%増の131.46億円、営業利益が同56.6%増の23.62億円、経常利益が同40.0%増の29.93億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.1%増の20.20億円としている。



<SF>

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