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トラスト・テック---1Qは営業利益が10.3%増、主力である技術系セグメントで利益増

注目トピックス 日本株
トラスト・テック<2154>は9日、2019年6月期第1四半期(18年7-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比56.3%増の187.17億円、営業利益が同10.3%増の10.68億円、経常利益が同10.2%増の10.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.5%増の6.64億円となった。

技術系領域(顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託事業)は、好調な輸送用機器や電気機器など当セグメントで比重の高い業種での社員配属が伸長した。また、注力分野であるIT系領域において、IT・ソフト開発の社員配属が拡充している。

製造系領域(顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)は、前連結会計年度から引き続き堅調な輸送用機器及び機械機器各社からの受注をもとに、地域密着型営業に注力して高単価の受注を獲得するなど、売上高の拡大を推し進めた。しかし、積極的な採用を行うべく求人費投資を拡大した結果、セグメント利益においては減益となった。

海外領域(日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)は、2017年12月に株式を取得したGap Personnel Holdings Limitedの業績が寄与するとともに、2018年8月に英国の人材派遣会社Quattro Group Holdings Limitedを子会社化した影響により、売上高は前年同期比269.8%増となり、M&Aに伴うアドバイザリー費用等の一時費用を計上し、減益となった。

報告セグメントに含まれない領域として、特例子会社(株式会社トラスト・テック・ウィズ)における障がい者雇用を推進しており、主にグループ間でのフラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っている。

2019年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比25.5%増の820.00億円、営業利益が同39.6%増の60.00億円、経常利益が同39.5%増の59.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.0%増の37.00億円とする期初計画を据え置いている。



<SF>

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