日本アジア投資---農作物の非食用部分を活用したバイオガス発電所の売電開始
[18/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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日本アジア投資<8518>は、自然エネルギーベンチャーのイーパワー(本社:東京都港区)等と共同で投資をした、青森県上北郡東北町の農業残渣を活用したバイオガス発電所「青森東北町発電所」の売電開始を発表。
青森県上北郡東北町は日本有数のながいも産地であり、年間約2000万円を超える廃棄物処理費用がJAゆうき青森にとって長年の課題となっていた。同発電所は、日量4トンのながいもの残渣(農作物の非食用部分)全量を、メタン発酵槽に投入してバイオガスを発生させ、年間約16万kWh(約36世帯分)の電力を発電し、東北電力に売電を予定。JAゆうき青森ではこれまで外部に委託していた廃棄物の処理コストのうち約3分の1程度を削減する効果を見込んでいる。
また、同発電所では豊橋技術科学大学などが開発した「豊橋式バイオガス発電システム」を採用しており、食品残渣の発生量に合わせた小規模の発酵槽を用いて、比較的低価格での設置が可能となった。プラントの温度を発酵に適した範囲に保つために排熱を利用するなど、新たに寒冷地向けの工夫を施したプラント設計となっている。
同発電所は、日本アジア投資にとって2件目となるバイオガス発電所プロジェクトへの投資であり、同社では、今後全国で、地域の有機廃棄物を活用したバイガスプロジェクトを手掛けることを目指している。
<SF>
青森県上北郡東北町は日本有数のながいも産地であり、年間約2000万円を超える廃棄物処理費用がJAゆうき青森にとって長年の課題となっていた。同発電所は、日量4トンのながいもの残渣(農作物の非食用部分)全量を、メタン発酵槽に投入してバイオガスを発生させ、年間約16万kWh(約36世帯分)の電力を発電し、東北電力に売電を予定。JAゆうき青森ではこれまで外部に委託していた廃棄物の処理コストのうち約3分の1程度を削減する効果を見込んでいる。
また、同発電所では豊橋技術科学大学などが開発した「豊橋式バイオガス発電システム」を採用しており、食品残渣の発生量に合わせた小規模の発酵槽を用いて、比較的低価格での設置が可能となった。プラントの温度を発酵に適した範囲に保つために排熱を利用するなど、新たに寒冷地向けの工夫を施したプラント設計となっている。
同発電所は、日本アジア投資にとって2件目となるバイオガス発電所プロジェクトへの投資であり、同社では、今後全国で、地域の有機廃棄物を活用したバイガスプロジェクトを手掛けることを目指している。
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