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アドクリ Research Memo(5):2019年9月期はすべての事業セグメントで2ケタ増収増益を目指す

注目トピックス 日本株
■今後の見通し

1. 2019年9月期の業績見通し
アドバンスクリエイト<8798>の2019年9月期の連結業績は、売上高が前期比15.1%増の10,900百万円、営業利益が同30.9%増の1,530百万円、経常利益が同32.1%増の1,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.8%増の980百万円と連続増収増益を見込む。売上高と親会社株主に帰属する当期純利益に加えて、今期は営業利益と経常利益についても、2013年9月期(営業利益1,295百万円、経常利益1,258百万円)以来の最高益を更新する見通しだ。

市場環境については、国内景気の緩やかな回復基調が続くなかで、米中貿易摩擦の激化による世界経済への影響が懸念されるなど、景気の先行きに対しては楽観視できない状況にあると考えている。こうした環境下で、同社の主要な施策としては、以下の5点に取組んでいく方針となっている。

(1) 保険業界のイノベーターとして常に進化し続けるべく、人材の育成・強化を図る。
(2) Webマーケティングの更なる強化とともに各種端末への対応も強化し、「保険市場」のユーザビリティ向上により、集客力並びに、資料請求・アポイント件数の増加を目指す。
(3) 協業代理店とのシステム連携強化により、顧客ニーズに効率的かつ効果的に対応できる体制を構築する。
(4) 保険代理店事業を主軸にメディア事業、再保険事業とのシナジーを最大限に追求し、保険にかかるあらゆる収益機会にアプローチする「金融情報サービス業」として確固たる営業基盤を構築する。
(5) 顧客本位の業務運営推進のため、コンプライアンスチェック体制の充実やシステム化、情報セキュリティ体制の構築、研究制度の強化等により、保険募集管理態勢の強化を図る。

なお、人材採用については直営店の営業スタッフを若干名増員するほか、コールセンター部門の人材も前期末比で1割程度増員する計画となっている。また、直営店舗数については変わりないが、「あべのハルカスコンサルティングプラザ(大阪)」を2019年春に増床・リニューアルオープンする予定になっている。

「保険市場」のユーザビリティ向上の取組みとして、モバイルサイトの読み込み速度を大幅に高速化する技術Accelerated Mobile Pages (以下、AMP)※の導入を行った。「保険市場」へのアクセスはスマートフォンがほとんどを占めるようになり、モバイルページの読み込み速度を向上させることが資料請求・問い合わせ件数を増やすために有効と考えたためだ。AMPを導入した結果、ページの読み込み速度が従来と比較して平均61.2%短縮し、コンバージョンレート(資料請求・問い合わせ件数/サイト訪問者数)も28.9%上昇するなど導入効果が堅調に表れており、今後の売上増だけでなく、Webプロモーションの費用対効果の改善による同事業の収益性向上につながる取組みとしても注目される。

※AMP…モバイル端末でWebサイト閲覧を高速化することを目的として、Googleが中心となって立ち上げたオープンソースプロジェクトで、その成果物である一連の仕様やライブラリもAMPと呼ぶ。


2. 事業セグメント別見通し
(1) 保険代理店事業
保険代理店事業は売上高で前期比10%台の増収増益を見込んでいる。SNSやチャットボット等の活用、「保険市場」のユーザビリティ向上による資料請求・アポイント件数の増加を背景に2ケタ成長が続く見通しだ。保険販売件数の先行指標となる問い合わせ件数の動きを見ると、前第4四半期(2018年7月−9月)は資料請求件数、アポイント件数含め前年同期比で約2割増となっており、今後の保険販売件数の増加につながる動きとして注目される。

通期の申込ANPについては前期比15%増を見込んでいるが、10月の数字は前年同期比21%増と順調な滑り出しとなっている。販売チャネル別で見ると、前期に引き続き協業店での伸びが最も大きくなりそうだが、対面販売チャネルについても営業スタッフの増員とこれら人材の戦力化により2ケタ台の伸びが期待される。また、通信販売についてもネット生保が引き続き好調に推移しており、堅調な伸びが見込まれる。

(2) メディア事業
メディア事業については、売上高で前期比90%増と大幅増収を見込んでいる。保険会社からの広告運用の引き合いが増えてきていることが要因だ。2018年9月期の売上高は832百万円だったが、四半期で見ると第4四半期に347百万円と急増しており、このペースが今後も続いたとすると、達成可能な水準と言える。これら広告運用の利益率は「保険市場」の広告収入と比較して低くなるため、事業全体の利益率は若干低下するものの、利益ベースでも大幅増益が見込まれる。

(3) 再保険事業
再保険事業については売上高で10%以上の増収、営業利益も2ケタ増益が見込まれる。既存顧客からの再保険契約の積み上げに加えて、新たに生命保険会社1社と再保険契約を締結する見込みとなっていることも上乗せ要因となる。今回、新たに生命保険会社と再保険契約を締結すれば、同社が販売する生命保険商品の再保険カバー率は9割近くに達することになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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