クオールHD Research Memo(8):2019年3月期は前期比横ばいの28円の配当予想
[18/12/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
クオールホールディングス<3034>は株主還元については配当によることを基本としており、将来の事業展開や経営基盤強化のための内部留保の確保を考慮しつつ、株主への安定した利益還元を継続して実施することを基本方針としている。配当額に関して、公約配当性向等の基準は特に設けていない。
2019年3月期について同社は、前期比横ばいの28円配(中間配14円、期末配14円)の配当予想を公表している。この配当見通しは第2四半期決算を終えた時点でも期初予想から変更はない。予想1株当たり当期純利益に基づく配当性向は23.9%となる。2019年3月期は薬価・調剤報酬の改定の影響で前期比減益の見通しとなっているが、安定配当の継続的実施という基本スタンスに基づいて配当据え置きとしたものと考えられる。
■情報セキュリティ
薬歴等の個人情報を高セキュリティのクラウドで管理。社員教育にも注力
同社は保険薬局事業において顧客の薬歴・病歴等、極めて秘匿性の高い個人情報を取り扱っているため、情報セキュリティについては万全の体制で臨んでいる。具体的には、個人情報保護の指針としてプライバシーマークの取得に取り組み既に取得を完了している。また、情報システム部門が中心となって社員の教育・啓蒙に力を入れているほか、定期的かつ高頻度のセキュリティチェックの実施を徹底している。また、個人情報の管理運用について、かつては自社で行ういわゆるオンプレミス型であったものを、より安全性の高いクラウド型へと移行し、事業リスクの低減とセキュリティの高度化を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<SF>
クオールホールディングス<3034>は株主還元については配当によることを基本としており、将来の事業展開や経営基盤強化のための内部留保の確保を考慮しつつ、株主への安定した利益還元を継続して実施することを基本方針としている。配当額に関して、公約配当性向等の基準は特に設けていない。
2019年3月期について同社は、前期比横ばいの28円配(中間配14円、期末配14円)の配当予想を公表している。この配当見通しは第2四半期決算を終えた時点でも期初予想から変更はない。予想1株当たり当期純利益に基づく配当性向は23.9%となる。2019年3月期は薬価・調剤報酬の改定の影響で前期比減益の見通しとなっているが、安定配当の継続的実施という基本スタンスに基づいて配当据え置きとしたものと考えられる。
■情報セキュリティ
薬歴等の個人情報を高セキュリティのクラウドで管理。社員教育にも注力
同社は保険薬局事業において顧客の薬歴・病歴等、極めて秘匿性の高い個人情報を取り扱っているため、情報セキュリティについては万全の体制で臨んでいる。具体的には、個人情報保護の指針としてプライバシーマークの取得に取り組み既に取得を完了している。また、情報システム部門が中心となって社員の教育・啓蒙に力を入れているほか、定期的かつ高頻度のセキュリティチェックの実施を徹底している。また、個人情報の管理運用について、かつては自社で行ういわゆるオンプレミス型であったものを、より安全性の高いクラウド型へと移行し、事業リスクの低減とセキュリティの高度化を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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