ナノキャリア--- NC-6300が米国第1相パートで主要評価項目達成。安全性が確認される
[18/12/18]
提供元:株式会社フィスコ
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ナノキャリア<4571>は12日、米国で実施しているNC-6300の第1・2相臨床試験の第1相パートにおいて主要評価項目を達成したと発表。
NC-6300は、同社独自技術「ミセル化ナノ粒子」を用いたパイプラインのひとつで、pH応答性機能による薬物放出制御システムを搭載。がん細胞内で、大量の薬物を放出し、抗腫瘍効果増強を期待している。第1相パートでは、肉腫を含む29名の固形がん患者への投与が実施され、高用量域での投与が可能となり、安全性が確認された。
今後は、希少がんである軟部肉腫の専門家との会議を経てFDA(米食品医薬品局)と優先審査や迅速承認などの開発方針を確認した後に、第2相パートに移行、抗体医薬であるオララツマブとの併用が計画されている。オララツマブが持つ腫瘍組織の微小環境改善作用との併用により、NC-6300の腫瘍細胞内への到達効率をより上昇させる狙い。
<SF>
NC-6300は、同社独自技術「ミセル化ナノ粒子」を用いたパイプラインのひとつで、pH応答性機能による薬物放出制御システムを搭載。がん細胞内で、大量の薬物を放出し、抗腫瘍効果増強を期待している。第1相パートでは、肉腫を含む29名の固形がん患者への投与が実施され、高用量域での投与が可能となり、安全性が確認された。
今後は、希少がんである軟部肉腫の専門家との会議を経てFDA(米食品医薬品局)と優先審査や迅速承認などの開発方針を確認した後に、第2相パートに移行、抗体医薬であるオララツマブとの併用が計画されている。オララツマブが持つ腫瘍組織の微小環境改善作用との併用により、NC-6300の腫瘍細胞内への到達効率をより上昇させる狙い。
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