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キリン堂ホールディングス---3Qは営業利益が9.3%増、新規出店及び営業改革や店舗改装により増収増益

注目トピックス 日本株
キリン堂ホールディングス<3194>は10日、2019年2月期第3四半期(18年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.4%増の970.91億円、営業利益が同9.3%増の11.61億円、経常利益が同13.1%増の18.36億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.7%増の9.82億円となった。

小売事業は、主たる営業地域である関西地区は、6月に大阪府北部地震、7月に西日本豪雨、8月から9月にかけて連続した大型台風の来襲など自然災害が多発した。さらに、夏は記録的な猛暑もあり、第3四半期になっても気温が高く暖かい日が続いた。小売事業のセグメント売上高は、これらの影響を受けながらも、新規出店が貢献したことに加えて、販売促進活動の見直しなどの営業改革や顧客の利便性を高める店舗改装を進めたことによる客単価の上昇により増収となった。セグメント利益は、増収による売上総利益高の増加と粗利益率の改善により増益となった。
出退店状況は、ドラッグストア7店舗(内、調剤薬局併設型3店舗)、小型店6店舗(内、調剤薬局4店舗)の合計13店舗を出店する一方、ドラッグストア2店舗、調剤薬局3店舗の合計5店舗を閉店した。また、他社から調剤薬局2店舗の譲受を行った。結果、当第3四半期連結会計期間末のグループ国内店舗数は、合計369店舗となった。

2019年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比2.6%増の1,300.00億円(前回予想比1.1%減)、営業利益が同11.0%増の21.50億円(同16.7%減)、経常利益が同15.2%増の30.00億円(同7.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の14.20億円(同2.7%減)と連結業績予想を修正した。



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