リネットジャパン Research Memo(5):マイクロファイナンスへの参入等により、「カンボジア事業」が大きく拡大
[19/01/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通し
2019年9月期の業績予想についてリネットジャパングループ<3556>は、売上高を前期比54.9%増の7,028百万円、営業利益を282百万円(前期は8百万円の利益)、経常利益を前期比727.3%増の404百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同927.8%増の245百万円と大幅な増収増益を見込んでいる。
売上高は、「カンボジア事業」の大幅な伸びが増収に寄与する見通しである。特に、1)前期からの期ずれ分がスライドされることや、2)2019年9月期から連結化されるマイクロファイナンスやリース(2019年春頃の連結化を予定)が上乗せされること、3)旺盛な需要に支えられて、2018年9月期好調であった車両販売がさらに拡大する見通しであることが、「カンボジア事業」の大幅な伸びを裏付ける前提となっている。また、メダルプロジェクトの本格化により「ネットリサイクル事業」も順調に拡大する見通しである。
利益面では、引き続き、「ネットリユース事業」が安定的な収益を生み出す一方、「カンボジア事業」の拡大による収益の底上げや「ネットリサイクル事業」の損益改善が大幅な経常増益に寄与するとともに、経常利益率も5.7%(前期は1.1%)に大きく改善する見通しである。
弊社でも、今期業績の伸びをけん引する「カンボジア事業」の前提に無理がないことや、「ネットリサイクル事業」もメダルプロジェクトの進展等により足元で自治体経由の申し込みが増えていること、「ネットリユース事業」についても保守的な水準を見込んでいることから、同社の業績予想の達成は十分に可能であるとみている。むしろ、経済成長の著しい「カンボジア事業」が、前期同様、業績の上振れ要因になる可能性があり、四半期ごとの業績の推移を注意深く見守る必要がある。また、「ネットリサイクル事業」についてもメダルプロジェクトの進展度合い(認知や機運の高まり)によっては想定を上回る可能性も考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<SF>
2019年9月期の業績予想についてリネットジャパングループ<3556>は、売上高を前期比54.9%増の7,028百万円、営業利益を282百万円(前期は8百万円の利益)、経常利益を前期比727.3%増の404百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同927.8%増の245百万円と大幅な増収増益を見込んでいる。
売上高は、「カンボジア事業」の大幅な伸びが増収に寄与する見通しである。特に、1)前期からの期ずれ分がスライドされることや、2)2019年9月期から連結化されるマイクロファイナンスやリース(2019年春頃の連結化を予定)が上乗せされること、3)旺盛な需要に支えられて、2018年9月期好調であった車両販売がさらに拡大する見通しであることが、「カンボジア事業」の大幅な伸びを裏付ける前提となっている。また、メダルプロジェクトの本格化により「ネットリサイクル事業」も順調に拡大する見通しである。
利益面では、引き続き、「ネットリユース事業」が安定的な収益を生み出す一方、「カンボジア事業」の拡大による収益の底上げや「ネットリサイクル事業」の損益改善が大幅な経常増益に寄与するとともに、経常利益率も5.7%(前期は1.1%)に大きく改善する見通しである。
弊社でも、今期業績の伸びをけん引する「カンボジア事業」の前提に無理がないことや、「ネットリサイクル事業」もメダルプロジェクトの進展等により足元で自治体経由の申し込みが増えていること、「ネットリユース事業」についても保守的な水準を見込んでいることから、同社の業績予想の達成は十分に可能であるとみている。むしろ、経済成長の著しい「カンボジア事業」が、前期同様、業績の上振れ要因になる可能性があり、四半期ごとの業績の推移を注意深く見守る必要がある。また、「ネットリサイクル事業」についてもメダルプロジェクトの進展度合い(認知や機運の高まり)によっては想定を上回る可能性も考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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