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RIZAPーG Research Memo(3):19年3月期通期見通しを大幅下方修正

注目トピックス 日本株
■業績動向

2. 2019年3月期通期見通し
今第2四半期決算を受けて、RIZAPグループ<2928>はグループ企業・事業について可及的速やかに業績を回復させることを経営の最優先課題として取り組むことを決断した。それに伴い、2019年3月期通期の業績を大幅下方修正した。新しい業績予想は、売上収益230,900百万円、営業損失3,300百万円、税引前損失4,900百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失7,000百万円となっている。

営業利益は期初予想の230億円の営業利益から33億円の営業損失へと、263億円の下方修正となった。その内訳は、1)子会社群の経営再建の遅れによる営業利益の下方修正総額(ネット値)71.6億円、2)構造改革関連費用等の非経常的損失の計上83.5億円、3)新規M&Aの原則凍結の影響103.6億円、4)その他連結調整等4.3億円となっている。

構造改革関連費用等の非経常的損失の内訳は、以下のとおりだ。ワンダーコーポレーションが通期で39億円の特別損失を予定しているほか、非上場子会社においてもタツミプランニングによるメガソーラー事業やジャパンゲートウェイなどを中心に30億円を超える構造改革関連費用を見込んでいる。

下方修正後の営業損失予想は33億円で、上期(第2四半期累計期間)実績の約88.2億円から縮小している。すなわち、下期は約55億円の営業利益を計上して黒字転換する計画となっている。前年同期との比較では前年下期の8,603百万円から約30億円の減益となる計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)



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