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RIZAP-G---3Qは売上収益が73.9%増、RIZAPの業績が改善、MRKホールディングスが過去11年で最高益

注目トピックス 日本株
RIZAPグループ<2928>は14日、2019年3月期第3四半期(2018年4月-12月)連結決算を発表した。売上収益が前年同期比73.9%増の1,724.04億円、営業損失が57.99億円(前年同期80.82億円の利益)、税引前損失が73.03億円(同70.80億円の利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が81.26億円(同52.01億円の利益)となった。

主力事業であるパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」が着実に業績を上げたこと、主力商品カーヴィシャスの生産遅延が解消したMRKホールディングスが第3四半期連結会計期間としては過去11年での最高益を記録したこと、ワンダーコーポレーションにおいて第2四半期連結会計期間に計上した非経常的損失が無かったこと等から、第3四半期連結会計期間としては30.30億円の営業利益を計上している。

構造改革は、コーポレートガバナンス改革を実行した。取締役会を過半数の社外取締役および少数の取締役による構成とし、監督と執行を分離し迅速な意思決定を推進するための体制に移行した。具体的には従来の12名から社内取締役2名、社外取締役3名の体制とした。取締役会改革にあわせ、執行役員制度を導入した。執行権限および執行責任を明確にし、経営の機動性・計画実行の確実性の向上を図ると共に、業務遂行に優れた社内外の人材を執行役員に積極的に登用することで、持続的成長とさらなる企業価値向上の実現につなげるとしている。

事業の選択と集中の一環として、短期的な投資回収・収益改善が難しい事業や、当初想定していたグループシナジーが見込めない事業については、積極的に縮小・撤退・売却を検討。第3四半期連結会計期間においては、SDエンターテイメントのエンターテイメント事業を新設分割し、新設会社を売却した。これにより、SDエンターテイメントはシナジーが高く見込まれるフィットネスジムの経営が主力であるウェルネス事業に経営資源を集中させた。さらに、第4四半期連結会計期間において、ヘアケア・ボディケア・フェイシャルケア商品の企画販売を行うジャパンゲートウェイを売却した。グループ入り後、新製品の市場投入および積極的なプロモーションを実施したが、販売実績が計画を下回り、第2四半期連結累計期間において、営業損失を計上するに至ったことから売却に至った。

2019年3月通期については、売上収益が前期比69.5%増の2,309.00億円、営業損失が33.00億円、税引前損失が49.00億円、親会社の所有者に帰属する当期損失が70.00億円とする11月14日に修正した業績予想を据え置いている。



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