スリープロ Research Memo(2):“ギグ・エコノミー”の先駆企業。M&Aを積極活用し急成長
[19/02/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要と沿革
スリープログループ<2375>は、フリーランスを中心とした登録スタッフの空いた時間やスキルにあわせて、IT関連の機器サポートやコンタクトセンターなどの多様な業務とマッチングするビジネスモデルで成長する企業である。創業は1994年。1990年代後半のYahoo!BB設置事業で急成長し、2003年に東証マザーズ市場に株式公開した。その後は、IT関連商品・サービスの販売支援事業の開始、コールセンター事業、システム開発事業などをM&Aにより取得し、IT関連サービスを総合的に行う企業グループとなった。2011年に経営体制を一新し、BPO事業に特化して経営体質の強化に取り組む。2015年3月には東証2部へ市場変更、その後攻めに転じ、2015年8月にWELLCOM IS(株)(コンタクトセンター)、2015年11月には(株)アセットデザイン(コワーキングスペース)、2016年2月には(株)JBMクリエイト(コンタクトセンター)、2016年9月にはヒューマンウェア(株)(システム・エンジニアリング)、2017年10月にはオー・エイ・エス(システム・エンジニアリング)の株式取得・完全子会社化を行い、事業規模を拡大している。BPO事業の重要な経営資源はヒトであり、女性の活躍や健康経営においては先進的であり内外からの評価が高い。ギグ・エコノミーとシェアリング・エコノミーをけん引する1社である。2019年8月から「ギグワークス株式会社」に商号変更する。
2. 事業構成
同社の事業セグメントはBPO事業とコワーキングスペース事業の2つである。BPO事業は、フリーランスを中心とした登録スタッフの空いた時間やスキルにあわせて、フィールドサポート、コンタクトセンター、営業・販売サポート、システム・エンジニアリングなどの多様な業務をマッチングする。同社売上高の90.2%(2018年10月期)、営業利益の104.5%(同)を占める。コワーキングスペース事業は、連結子会社のアセットデザインが展開しているシェアオフィスサービスである。同社売上高の9.8%(同)、営業利益の-4.5%(同)とまだ構成比は小さいが、成長性は高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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1. 会社概要と沿革
スリープログループ<2375>は、フリーランスを中心とした登録スタッフの空いた時間やスキルにあわせて、IT関連の機器サポートやコンタクトセンターなどの多様な業務とマッチングするビジネスモデルで成長する企業である。創業は1994年。1990年代後半のYahoo!BB設置事業で急成長し、2003年に東証マザーズ市場に株式公開した。その後は、IT関連商品・サービスの販売支援事業の開始、コールセンター事業、システム開発事業などをM&Aにより取得し、IT関連サービスを総合的に行う企業グループとなった。2011年に経営体制を一新し、BPO事業に特化して経営体質の強化に取り組む。2015年3月には東証2部へ市場変更、その後攻めに転じ、2015年8月にWELLCOM IS(株)(コンタクトセンター)、2015年11月には(株)アセットデザイン(コワーキングスペース)、2016年2月には(株)JBMクリエイト(コンタクトセンター)、2016年9月にはヒューマンウェア(株)(システム・エンジニアリング)、2017年10月にはオー・エイ・エス(システム・エンジニアリング)の株式取得・完全子会社化を行い、事業規模を拡大している。BPO事業の重要な経営資源はヒトであり、女性の活躍や健康経営においては先進的であり内外からの評価が高い。ギグ・エコノミーとシェアリング・エコノミーをけん引する1社である。2019年8月から「ギグワークス株式会社」に商号変更する。
2. 事業構成
同社の事業セグメントはBPO事業とコワーキングスペース事業の2つである。BPO事業は、フリーランスを中心とした登録スタッフの空いた時間やスキルにあわせて、フィールドサポート、コンタクトセンター、営業・販売サポート、システム・エンジニアリングなどの多様な業務をマッチングする。同社売上高の90.2%(2018年10月期)、営業利益の104.5%(同)を占める。コワーキングスペース事業は、連結子会社のアセットデザインが展開しているシェアオフィスサービスである。同社売上高の9.8%(同)、営業利益の-4.5%(同)とまだ構成比は小さいが、成長性は高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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