馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:GW銘柄、さらに深掘り
[19/02/21]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。
『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。
今年は、ゴールデンウィークが10連休となることが話題となっていますね。長期休暇となれば旅行需要が刺激され、ホテル・航空券のオンライン予約企業などにビジネスチャンスが広がります。2018年12月28日に配信した『2019 年の3大イベントを先回り!』では、旅行需要が刺激され、オープンドア<3926>や、アドベンチャー<6030>など、ホテル・航空券のオンライン予約企業などにビジネスチャンスが広がると予想しました。今回は、さらにGW関連銘柄を深掘りしていきたいと思います。
■今年はインバウンド需要で宿泊業界が潤う?!
直近の動きを見てみますと、現地オプショナルツアー予約サイトのベルトラ<7048>や、クルーズ旅行予約サイトのベストワンドットコム<6577>が今年に入り急騰を見せるなど、旅行予約関連銘柄の人気化が目立っています。
今年は10連休となるGW以外にも、4月以降で3連休が6回あり、年末年始も大型連休となることが注目されます。この流れを受けて、今後関心が向きそうなのは6月に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議、全国12会場で9月20日〜11月2日まで開催されるラグビーワールドカップなどです。こうしたイベントのインバウンド(訪日外国人)需要により、ホテルなどの宿泊業界は潤うことが期待されます。
■ホテル・宿泊施設の運営を手掛ける企業に注目
株式市場にホテル、宿泊施設の運営を手掛ける企業は多数存在します。鉄道、航空、海運、大手不動産以外でも30社以上を数えることができます。株式流動性に難があるケースもありますが、株主優待が注目されてくる時期でもあり、チェックが必要な物色テーマです。
道の駅でホテル事業に進出し、米マリオット・インターナショナルとも連携している積水ハウス<1928>、ホテルインターコンチネンタル・東京ベイなど4つの高級ホテルを展開しているツカダ・グローバルホールディング<2418>、ホテルの企画・開発、運営委託を展開するスターリゾートに資本参加しているエボラブルアジア<6191>などにも注目です。
■レジャー・リゾート関連に注目
さらに、『国内レジャー・リゾート関連』もその延長線上にあります。バブル時代に乱立したテーマパークは姿を消したものが多いですが、インバウンドの増加を背景に新たな施設計画も立ち上がってきています。
3月にオープン予定の「ムーミンバレーパーク」もそのひとつですが、2020年にはオリエンタルランド<4661>が運営する「東京ディズニーランド」で進められている大規模開発によって新エリアもオープンします。また、2025年の大阪万博開催による遊戯施設の新規需要も控えています。
さらに、リゾートの側面から見るとIR(カジノ統合型リゾート)の候補地決定もこのテーマに連動するインパクトのある材料です。関連銘柄は物色人気的に放置されている銘柄が多いため、一度動き出せば株価の動きは軽快となる可能性があります。富士急ハイランド、さがみ湖リゾートなどを展開している富士急行<9010>は右肩上がりの推移が続いています。
そのほか、サンリオピューロランドを運営しているサンリオ<8136>、立山、那須で温泉リゾートを展開している日本ハウスホールディングス<1873>や、ラウンドワン<4680>もレジャー関連の一角だと言えます。
(その他の代表的な『GWの深掘り銘柄』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)
次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。
※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。
(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)
<HH>
『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。
今年は、ゴールデンウィークが10連休となることが話題となっていますね。長期休暇となれば旅行需要が刺激され、ホテル・航空券のオンライン予約企業などにビジネスチャンスが広がります。2018年12月28日に配信した『2019 年の3大イベントを先回り!』では、旅行需要が刺激され、オープンドア<3926>や、アドベンチャー<6030>など、ホテル・航空券のオンライン予約企業などにビジネスチャンスが広がると予想しました。今回は、さらにGW関連銘柄を深掘りしていきたいと思います。
■今年はインバウンド需要で宿泊業界が潤う?!
直近の動きを見てみますと、現地オプショナルツアー予約サイトのベルトラ<7048>や、クルーズ旅行予約サイトのベストワンドットコム<6577>が今年に入り急騰を見せるなど、旅行予約関連銘柄の人気化が目立っています。
今年は10連休となるGW以外にも、4月以降で3連休が6回あり、年末年始も大型連休となることが注目されます。この流れを受けて、今後関心が向きそうなのは6月に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議、全国12会場で9月20日〜11月2日まで開催されるラグビーワールドカップなどです。こうしたイベントのインバウンド(訪日外国人)需要により、ホテルなどの宿泊業界は潤うことが期待されます。
■ホテル・宿泊施設の運営を手掛ける企業に注目
株式市場にホテル、宿泊施設の運営を手掛ける企業は多数存在します。鉄道、航空、海運、大手不動産以外でも30社以上を数えることができます。株式流動性に難があるケースもありますが、株主優待が注目されてくる時期でもあり、チェックが必要な物色テーマです。
道の駅でホテル事業に進出し、米マリオット・インターナショナルとも連携している積水ハウス<1928>、ホテルインターコンチネンタル・東京ベイなど4つの高級ホテルを展開しているツカダ・グローバルホールディング<2418>、ホテルの企画・開発、運営委託を展開するスターリゾートに資本参加しているエボラブルアジア<6191>などにも注目です。
■レジャー・リゾート関連に注目
さらに、『国内レジャー・リゾート関連』もその延長線上にあります。バブル時代に乱立したテーマパークは姿を消したものが多いですが、インバウンドの増加を背景に新たな施設計画も立ち上がってきています。
3月にオープン予定の「ムーミンバレーパーク」もそのひとつですが、2020年にはオリエンタルランド<4661>が運営する「東京ディズニーランド」で進められている大規模開発によって新エリアもオープンします。また、2025年の大阪万博開催による遊戯施設の新規需要も控えています。
さらに、リゾートの側面から見るとIR(カジノ統合型リゾート)の候補地決定もこのテーマに連動するインパクトのある材料です。関連銘柄は物色人気的に放置されている銘柄が多いため、一度動き出せば株価の動きは軽快となる可能性があります。富士急ハイランド、さがみ湖リゾートなどを展開している富士急行<9010>は右肩上がりの推移が続いています。
そのほか、サンリオピューロランドを運営しているサンリオ<8136>、立山、那須で温泉リゾートを展開している日本ハウスホールディングス<1873>や、ラウンドワン<4680>もレジャー関連の一角だと言えます。
(その他の代表的な『GWの深掘り銘柄』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)
次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。
※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。
(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)
<HH>