RSテクノ Research Memo(8):2018年12月期は前期比5円増配の10円配を予想
[19/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
RS Technologies<3445>は株主還元を重要な経営課題と認識しており、配当を通じて株主還元を行うことを基本方針としている。配当額は利益水準、中期経営計画の見通し、財務体質強化などの状況を総合的に判断して決定するとしている。
同社は2015年12月期までは、設備投資の継続的な実施が必要なステージであったことから内部留保の確保を優先して配当を見送ってきたが、2016年12月期に初配当(普通配5円、記念配5円の計10円)を実施した。2017年12月期は2017年7月1日付で1対2の株式分割を行い、その上で期末に5円配を実施した。実質的には前期比横ばいということになる。
2018年12月期について同社は第3四半期までの進捗を踏まえて前期比5円増配の10円配の配当予想を公表している。同社はプライムウェーハ事業を始め各事業領域で成長投資案件を抱えているが、足元の業績が好調であるため増配を決定した。予想1株当たり利益256.10円に基づく配当性向は3.9%となっている。
また同社は株主優待制度も設けている。内容は決算期末である12月31日現在の100株以上保有株主に対して一律、3,000円のQUOカードを進呈するというものだ。
■情報セキュリティ
情報セキュリティについては高い意識で臨む
同社は半導体業界という先端分野に携わる企業として、技術情報や顧客情報などの重要な情報に関しては高い意識を持って管理している。情報アクセス権者の限定やパスワード設定など、上場企業として当然備えるべき情報セキュリティの体制は確立済みだ。他方、同社はBtoB企業であり、BtoC企業のように多数の顧客の個人情報やクレジットカード情報などを保有することはない。したがって、それらを目的としたサイバーテロや社内からの情報漏えいといったリスクは相対的に低いと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<SF>
RS Technologies<3445>は株主還元を重要な経営課題と認識しており、配当を通じて株主還元を行うことを基本方針としている。配当額は利益水準、中期経営計画の見通し、財務体質強化などの状況を総合的に判断して決定するとしている。
同社は2015年12月期までは、設備投資の継続的な実施が必要なステージであったことから内部留保の確保を優先して配当を見送ってきたが、2016年12月期に初配当(普通配5円、記念配5円の計10円)を実施した。2017年12月期は2017年7月1日付で1対2の株式分割を行い、その上で期末に5円配を実施した。実質的には前期比横ばいということになる。
2018年12月期について同社は第3四半期までの進捗を踏まえて前期比5円増配の10円配の配当予想を公表している。同社はプライムウェーハ事業を始め各事業領域で成長投資案件を抱えているが、足元の業績が好調であるため増配を決定した。予想1株当たり利益256.10円に基づく配当性向は3.9%となっている。
また同社は株主優待制度も設けている。内容は決算期末である12月31日現在の100株以上保有株主に対して一律、3,000円のQUOカードを進呈するというものだ。
■情報セキュリティ
情報セキュリティについては高い意識で臨む
同社は半導体業界という先端分野に携わる企業として、技術情報や顧客情報などの重要な情報に関しては高い意識を持って管理している。情報アクセス権者の限定やパスワード設定など、上場企業として当然備えるべき情報セキュリティの体制は確立済みだ。他方、同社はBtoB企業であり、BtoC企業のように多数の顧客の個人情報やクレジットカード情報などを保有することはない。したがって、それらを目的としたサイバーテロや社内からの情報漏えいといったリスクは相対的に低いと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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