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ジェイ・エス・ビー---1Q増収、不動産賃貸管理事業は当初の計画通りに進捗

注目トピックス 日本株
ジェイ・エス・ビー<3480>は14日、2019年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.8%増の87.79億円、営業損失は3.17億円(前年同期は2.02億円の損失)、経常損失は3.32億円(同2.25億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.42億円(同1.63億円の損失)となった。

不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比5.2%増の81.45億円、セグメント損失は0.73億円(前年同期は0.51億円の利益)となった。前年度における物件管理戸数の増加による家賃収入、各種不動産賃貸関連サービス収入は概ね計画通りに進捗した。一方、費用面では、当第1四半期では人員数の増加に加え、基幹システム刷新に係る並行稼働の影響から一時的に業務負荷も増加し、人件費が増加した。

高齢者住宅事業の売上高は前年同期比15.7%増の5.20億円、セグメント利益は同80.2%減の0.12億円となった。前年度に実施した事業譲受や株式譲渡契約の締結等、事業規模の拡大に注力するとともに既存拠点における人員体制強化等、組織力強化にも取り組んだ。

2019年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の420.85億円、営業利益が同5.5%増の31.21億円、経常利益が同4.8%増の30.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%減の20.41億円とする期初計画を据え置いている。

なお、同社の業績の特徴として季節要因がある。主力事業である不動産賃貸管理事業は、賃貸入居需要の繁忙期である第2四半期連結会計期間に新規契約数が増加することから、売上高は上期、特に第2四半期連結会計期間の割合が大きく、営業利益も第2四半期連結会計期間に偏在する傾向がある。





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