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テックファム Research Memo(1):2019年6月期は増収増益の公算大、アグリテック市場に本格進出

注目トピックス 日本株
■要約

テックファームホールディングス<3625>は、モバイル関連のアプリケーションソフトやWebサイト等の開発から保守・運用サービスまでトータルソリューションサービスを展開するテックファーム(株)を中心に、自動車アフターマーケット向け業務支援システムを提供する(株)EBE(イーバ)や、米国カジノ市場向けに電子決済サービスの事業化を目指すPrism Solutions Inc.(以下、PSI)を傘下に置く持株会社である。

1. 2019年6月期第2四半期累計業績
2019年6月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比15.1%増の3,015百万円、営業利益が同78.0%増の207百万円と増収増益となり、半期ベースでいずれも過去最高を更新した。主力のソフトウェア受託開発事業(以下、SI事業)の売上高が前年同期比24.2%増の2,446百万円、セグメント利益が同88.6%増の639百万円と大幅増収増益となったことが要因だ。AI・IoT関連を中心に付加価値の高いシステム開発案件の受注が増加し、利益率も大きく上昇した。一方、自動車アフターマーケット事業については、前期より販売を開始した部品商向けシステムのうち、一部顧客において不具合が発生した影響により営業活動が停滞し、セグメント損失で139百万円(前年同期は19百万円の利益)を計上するなどやや苦戦する格好となった。

2. 2019年6月期業績見通し
2019年6月期の連結業績は、売上高が前期比3.1%増の6,000百万円、営業利益が同18.6%減の450百万円と期初計画を据え置いているが、第2四半期まで会社計画を上回る進捗となっていることや、下期もSI事業での受注が好調に推移していることから、売上高、営業利益ともに会社計画を上回る可能性が高く、営業利益については増益も可能と弊社で見ている。

3. アグリテック市場に本格進出
同社はテックファームの高い技術開発力をベースに、業界特化型のソリューションサービスを横展開で広げていき、プラットフォーム化して収益拡大していく成長戦略を打ち出している。2020年6月期以降は自動車アフターマーケット業界に続く2つ目の事業としてアグリテック市場に本格的に進出することを発表した。2018年に資本業務提携を締結した(株)We Agri(旧ジャパン・アグリゲート)(出資比率19.8%)の株式を追加取得して子会社化することを2019年3月18日に発表した。

We Agriはプレミアムフルーツを国内の生産者から仕入れ、ICTを活用してアジアの小売店舗に輸出販売するアグリテックのベンチャー企業で、テックファームが受発注システム、在庫管理等の流通データプラットフォームを開発・提供する。流通データプラットフォーム上に蓄積される販売数量や価格等を分析することで、精度の高い需要予測や価格の値付けが可能となり、これら付加情報を生産者や小売業者に提供していく予定だ。We Agriの売上高は大幅な成長ペースで拡大していく見通し。日本のプレミアムフルーツはアジアでも人気が高いため、同社の業績に中長期的に貢献してくるものと期待される。

■Key Points
・特定顧客・業種や高付加価値案件の受注獲得に取り組むことでSI事業が高収益事業に変貌
・予測精度の高いデータ・プラットフォームサービスを提供することで、アグリテック事業を収益柱の1つに育成していく方針
・業界特化型のプラットフォームサービスを展開し、持続的な高成長を実現するIT企業を目指して行く

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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