テックファム Research Memo(7):業界特化型プラットフォームサービスを展開、持続的な成長を目指す
[19/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
3. 2020年6月期以降の成長戦略
テックファームホールディングス<3625>は今後の成長戦略として、自社の持つ高い技術開発力を生かして、需要が旺盛なIoTやAI技術とモバイル技術等を融合して、業界特化型のプラットフォームサービスやソリューションサービスを開発し、収益を拡大していく戦略を打ち出している。また、自社にない技術や顧客基盤を有する企業、参入障壁の高いITサービスを展開する企業など、同社とのシナジーが見込める企業があればM&Aも積極的に実施していく方針だ。
SI事業においては従来、受託開発案件の売上比率が約8割を占めていたが、労働集約型のビジネスモデルで付加価値が低く、収益変動リスクも大きかった。前期からは高付加価値案件の受注獲得等の施策が奏効し、高収益事業への転換に成功しており、今後もIoTやAI技術を活用した高付加価値型のソリューションサービス、並びに業界特化型のプラットフォームサービスを複数展開していくことで、更なる成長を目指している。新たに進出するアグリテック分野でのプラットフォームサービス事業が拡大していけば、収益の安定性と同時に成長性も更に加速していくものと期待される。
なお、同社は2019年2月にInventus India(以下、Inventus)との業務提携を発表している。Inventusはインドのテクノロジー系のスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルで、インドではトップクラスのパフォーマンスを上げている会社だ。提携の主な内容は、Inventusが接点を持つインドのテクノロジー系スタートアップ企業やインド工科大学のインキュベーションセンター等と連携し、共同で新規事業の創出やAI・IoT等の新ソリューションの開発を行っていくというもの。また、Inventusが新たに組成するAI・IoTに特化したVCファンドへの出資も行っている。インドではITスキルの高い人材が豊富で、多くのベンチャー企業が成長しており、同社もInventusのネットワークを通じで、自社の成長につながるビジネス機会を創出していく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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3. 2020年6月期以降の成長戦略
テックファームホールディングス<3625>は今後の成長戦略として、自社の持つ高い技術開発力を生かして、需要が旺盛なIoTやAI技術とモバイル技術等を融合して、業界特化型のプラットフォームサービスやソリューションサービスを開発し、収益を拡大していく戦略を打ち出している。また、自社にない技術や顧客基盤を有する企業、参入障壁の高いITサービスを展開する企業など、同社とのシナジーが見込める企業があればM&Aも積極的に実施していく方針だ。
SI事業においては従来、受託開発案件の売上比率が約8割を占めていたが、労働集約型のビジネスモデルで付加価値が低く、収益変動リスクも大きかった。前期からは高付加価値案件の受注獲得等の施策が奏効し、高収益事業への転換に成功しており、今後もIoTやAI技術を活用した高付加価値型のソリューションサービス、並びに業界特化型のプラットフォームサービスを複数展開していくことで、更なる成長を目指している。新たに進出するアグリテック分野でのプラットフォームサービス事業が拡大していけば、収益の安定性と同時に成長性も更に加速していくものと期待される。
なお、同社は2019年2月にInventus India(以下、Inventus)との業務提携を発表している。Inventusはインドのテクノロジー系のスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルで、インドではトップクラスのパフォーマンスを上げている会社だ。提携の主な内容は、Inventusが接点を持つインドのテクノロジー系スタートアップ企業やインド工科大学のインキュベーションセンター等と連携し、共同で新規事業の創出やAI・IoT等の新ソリューションの開発を行っていくというもの。また、Inventusが新たに組成するAI・IoTに特化したVCファンドへの出資も行っている。インドではITスキルの高い人材が豊富で、多くのベンチャー企業が成長しており、同社もInventusのネットワークを通じで、自社の成長につながるビジネス機会を創出していく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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