アライドアーキ Research Memo(7):2019年12月期は増収増益による黒字転換を見込む
[19/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通し
2019年12月期の連結業績予想についてアライドアーキテクツ<6081>は、売上高を前期比3.0%増の4,210百万円、営業利益を251百万円、経常利益を238百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を146百万円と増収増益による黒字転換を見込んでいる。
売上高は、前期に引き続き、利益率の低い海外SNS広告からの撤退に伴う影響が若干残ることから微増にとどまるものの、利益率の高い国内事業及び「CREADITS®」が順調に伸びる想定となっている。
利益面でも、好調な国内事業の営業利益が増益を確保するうえ、これまで収益の足を引っ張ってきた「CREADITS®」も新モデルの伸長により大幅な損益改善(期中での単月黒字化)を見込んでいる。
弊社でも、前述のとおり国内事業が足元でも順調に伸びているうえ、「CREADITS®」についても更なる成長に向けた先行費用の高止まりが予想されるものの、新モデルが足元で大きく伸びてきていることから、業績予想の達成は十分可能であると見ている。特に、国内事業における各サービスや「CREADITS®」は、SaaS型のプラットフォームビジネスであるため、売上高の拡大に伴う追加的な費用の増加(変動費)が少なく、売上高が損益分岐点を超えると収益性が著しく高くなる収益構造となっているうえ、顧客獲得により収益基盤の底上げも期待できる。もっとも「CREADITS®」については、大幅な損益改善(単月黒字化)を実現するものの、通年では依然として営業損失が残る可能性があることにも注意が必要である。
注目すべきは、外部環境が追い風(SNSマーケティングの重要性の高まり、「ファン」を軸とした新しいマーケティング概念の普及など)となっているなかで、事業ドメインの再定義やSaaSとソリューションによるビジネスモデルの確立など、いよいよ本格的な事業拡大に向けた体制も整ってきたことから、これらが今後の成長加速に向けてどのように軌道に乗ってくるのかにある。特に、これまで積極投資を行ってきた「CREADITS®」の本格稼働に向けた道筋は、マイナス要因を払拭するうえでも重要なポイントとなるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
2019年12月期の連結業績予想についてアライドアーキテクツ<6081>は、売上高を前期比3.0%増の4,210百万円、営業利益を251百万円、経常利益を238百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を146百万円と増収増益による黒字転換を見込んでいる。
売上高は、前期に引き続き、利益率の低い海外SNS広告からの撤退に伴う影響が若干残ることから微増にとどまるものの、利益率の高い国内事業及び「CREADITS®」が順調に伸びる想定となっている。
利益面でも、好調な国内事業の営業利益が増益を確保するうえ、これまで収益の足を引っ張ってきた「CREADITS®」も新モデルの伸長により大幅な損益改善(期中での単月黒字化)を見込んでいる。
弊社でも、前述のとおり国内事業が足元でも順調に伸びているうえ、「CREADITS®」についても更なる成長に向けた先行費用の高止まりが予想されるものの、新モデルが足元で大きく伸びてきていることから、業績予想の達成は十分可能であると見ている。特に、国内事業における各サービスや「CREADITS®」は、SaaS型のプラットフォームビジネスであるため、売上高の拡大に伴う追加的な費用の増加(変動費)が少なく、売上高が損益分岐点を超えると収益性が著しく高くなる収益構造となっているうえ、顧客獲得により収益基盤の底上げも期待できる。もっとも「CREADITS®」については、大幅な損益改善(単月黒字化)を実現するものの、通年では依然として営業損失が残る可能性があることにも注意が必要である。
注目すべきは、外部環境が追い風(SNSマーケティングの重要性の高まり、「ファン」を軸とした新しいマーケティング概念の普及など)となっているなかで、事業ドメインの再定義やSaaSとソリューションによるビジネスモデルの確立など、いよいよ本格的な事業拡大に向けた体制も整ってきたことから、これらが今後の成長加速に向けてどのように軌道に乗ってくるのかにある。特に、これまで積極投資を行ってきた「CREADITS®」の本格稼働に向けた道筋は、マイナス要因を払拭するうえでも重要なポイントとなるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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