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DEAR・L Research Memo(5):2019年9月期2Qは主力のリアルエステート事業などが堅調

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2019年9月期第2四半期の業績概要
ディア・ライフ<3245>の2019年9月期第2四半期は、売上高が前年同期比25.5%減の3,684百万円、営業利益が同39.2%減の368百万円、経常利益が同42.4%減の352百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同41.1%減の231百万円となり、過去最高の業績を達成した前年同期と比較すると減収減益となった。減収額のうち849百万円(67.1%)は、パルマの非連結化の影響である。

主力のリアルエステート事業では、デベロッパーや不動産販売会社、不動産ファンドなどの幅広い顧客層に対し、合計8物件の販売を行った。プロジェクト種類としては、同社開発の都市型マンション物件、開発プロジェクト(権利関係の調整、既存建物の解体、土壌汚染調査等の整備)、収益不動産(稼働率向上や管理コストの見直しなどにより収益価値を向上)の3種類をバランス良く売却した。前年同期よりも若干減収となったのは売却物件数が2018年9月期第2四半期9件から2019年9月期第2四半期8件となったことが影響。セグメント利益の減少は件数減少とともに案件の種類の違いが要因である。セールスプロモーション事業においては、都心部の分譲・賃貸マンションの物件の供給が増えるなか、 営業スタッフの人材需要が引き続き堅調に推移し、増収となった。一方でスタッフの採用・研修コストがかさみ増益幅は限定的だった。関連会社となったパルマは、滞納保証付きBPOサービス及び物件開発・供給+BPOサービスの受託が好調に推移した。連結外となったため、今期は同社の売上高及び営業利益に業績は反映しない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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