ステップ Research Memo(5):自己資本比率80%以上で財務内容は良好
[19/06/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■ステップ<9795>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2019年9月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,175百万円増加の22,649百万円となった。流動資産では現金及び預金が同852百万円増加し、固定資産では藤沢駅南口の新校舎完成等により有形固定資産が同288百万円増加した。
負債合計は前期末比807百万円増加の3,163百万円となった。新校舎建設等の設備投資資金を目的に有利子負債が712百万円増加した。また、純資産は配当金で281百万円、自己株式取得で189百万円の支出があったものの、四半期純利益842百万円の計上により前期末比367百万円増加の19,486百万円となった。
経営指標を見ると、有利子負債の増加により自己資本比率が前期末の89.0%から86.0%に低下し、有利子負債比率が3.4%から7.0%に上昇したが、ネットキャッシュは増加しており、財務内容は引き続き良好と判断される。なお、同社の資産状況を見ると固定資産比率が76.5%と高くなっているのが特徴となっている。これは、地域に根差した教育サービスを長期的に提供していくためには、自社物件で運営していくことが安定的かつ合理的であると判断しているためだ。このため、条件に適う不動産物件があれば購入し、校舎を建設していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2. 財務状況と経営指標
2019年9月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,175百万円増加の22,649百万円となった。流動資産では現金及び預金が同852百万円増加し、固定資産では藤沢駅南口の新校舎完成等により有形固定資産が同288百万円増加した。
負債合計は前期末比807百万円増加の3,163百万円となった。新校舎建設等の設備投資資金を目的に有利子負債が712百万円増加した。また、純資産は配当金で281百万円、自己株式取得で189百万円の支出があったものの、四半期純利益842百万円の計上により前期末比367百万円増加の19,486百万円となった。
経営指標を見ると、有利子負債の増加により自己資本比率が前期末の89.0%から86.0%に低下し、有利子負債比率が3.4%から7.0%に上昇したが、ネットキャッシュは増加しており、財務内容は引き続き良好と判断される。なお、同社の資産状況を見ると固定資産比率が76.5%と高くなっているのが特徴となっている。これは、地域に根差した教育サービスを長期的に提供していくためには、自社物件で運営していくことが安定的かつ合理的であると判断しているためだ。このため、条件に適う不動産物件があれば購入し、校舎を建設していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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