ディーエムソリュ Research Memo(10):14期連続増収、過去最高益達成
[19/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2019年3月期の業績動向
ディーエムソリューションズ<6549>の2019年3月期の連結業績は、売上高12,178百万円、営業利益291百万円、経常利益289百万円、親会社株主に帰属する当期純利益191百万円となった。2019年3月期に限り、3月に子会社化したセンターリーズ(株)の影響で連結決算となったが、2019年6月に同子会社を吸収合併し、再び個別決算に戻るため、実質的に年度比較は可能と考える。これによる業績の増減率は、売上高16.7%増、営業利益70.2%増、経常利益73.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益74.0%増となり、売上高で14期連続増収、利益では過去最高益を達成したということになり、非常に業績好調だったと言うことができる。
米中貿易摩擦問題などにより海外経済は不確実だが、国内景気は雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調が続いている。そのような状況のなか、ダイレクトメール市場は取引高が前期比微減、インターネット広告市場は前期比約12%の伸び※を示しており、今後も同様の傾向が継続するものと推測されている。このような事業環境のなか、同社は営業力や提供サービスの強化を進めたことで、ダイレクトメール事業が継続して拡大、前期低迷したインターネット事業も大きく回復することになった。こうした増収効果により、人員増や機械化・拠点拡張の費用増、及び2件のM&Aをこなし大幅増益を達成した。
※経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2019年2月分確報値)より、「折込み・ダイレクトメール」及び「インターネット広告」の2019年1月−2月売上高及び前年同期売上高を用いて同社が算出。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<SF>
1. 2019年3月期の業績動向
ディーエムソリューションズ<6549>の2019年3月期の連結業績は、売上高12,178百万円、営業利益291百万円、経常利益289百万円、親会社株主に帰属する当期純利益191百万円となった。2019年3月期に限り、3月に子会社化したセンターリーズ(株)の影響で連結決算となったが、2019年6月に同子会社を吸収合併し、再び個別決算に戻るため、実質的に年度比較は可能と考える。これによる業績の増減率は、売上高16.7%増、営業利益70.2%増、経常利益73.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益74.0%増となり、売上高で14期連続増収、利益では過去最高益を達成したということになり、非常に業績好調だったと言うことができる。
米中貿易摩擦問題などにより海外経済は不確実だが、国内景気は雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調が続いている。そのような状況のなか、ダイレクトメール市場は取引高が前期比微減、インターネット広告市場は前期比約12%の伸び※を示しており、今後も同様の傾向が継続するものと推測されている。このような事業環境のなか、同社は営業力や提供サービスの強化を進めたことで、ダイレクトメール事業が継続して拡大、前期低迷したインターネット事業も大きく回復することになった。こうした増収効果により、人員増や機械化・拠点拡張の費用増、及び2件のM&Aをこなし大幅増益を達成した。
※経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2019年2月分確報値)より、「折込み・ダイレクトメール」及び「インターネット広告」の2019年1月−2月売上高及び前年同期売上高を用いて同社が算出。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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