アドバネクス Research Memo(10):1株当たり30円配を継続
[19/07/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■アドバネクス<5998>の株主還元策
配当政策としては、事業基盤の安定と拡充に備えるための内部留保充実とのバランスをとりつつ、適正かつ安定した利益配分を考えている。中期経営計画では、目標とする配当性向を30%に置いている。2019年3月期では、親会社株主に帰属する当期純損失に陥ったものの、期初に計画した1株当たり配当金30円を実施した。2020年3月期は、営業利益が330百万円に対し親会社株主に帰属する当期純利益が50百万円にとどまる。そのため、予想配当性向は245.4%と100%を超えることになる。
配当金の支払いは、期末株主を対象に年1回である。株主優待制度では、長期保有を促進することを目的に、第2四半期末において1年以上保有する株主に対してQUOカードを進呈している。2018年9月末の株主に送付されたQUOカードの金額は、保有株式数1単元以上5単元未満が1,000円分、5単元以上10単元未満が3,000円分、10単元以上が5,000円分であった。
■情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策には、組織的に取り組んでいる。システム上では、ウイルスソフト、侵入検知、ファイヤーウォールなどを整備し、人・組織の面では、社員に対して教育の実施と定期的なテストを実施している。この1年間で大きいトラブルは発生していない。担当部署は、社外セミナーに参加して知識の習得を図っている。顧客を始め、社会全体としての情報セキュリティの要求は高まっており、対応すべく投資をしていく。耐震の整っているデータセンターを利用するなど、災害対策を実施しているが、今後はデータの遠隔地保管等、更なる安全性の向上を図りたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
<SF>
配当政策としては、事業基盤の安定と拡充に備えるための内部留保充実とのバランスをとりつつ、適正かつ安定した利益配分を考えている。中期経営計画では、目標とする配当性向を30%に置いている。2019年3月期では、親会社株主に帰属する当期純損失に陥ったものの、期初に計画した1株当たり配当金30円を実施した。2020年3月期は、営業利益が330百万円に対し親会社株主に帰属する当期純利益が50百万円にとどまる。そのため、予想配当性向は245.4%と100%を超えることになる。
配当金の支払いは、期末株主を対象に年1回である。株主優待制度では、長期保有を促進することを目的に、第2四半期末において1年以上保有する株主に対してQUOカードを進呈している。2018年9月末の株主に送付されたQUOカードの金額は、保有株式数1単元以上5単元未満が1,000円分、5単元以上10単元未満が3,000円分、10単元以上が5,000円分であった。
■情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策には、組織的に取り組んでいる。システム上では、ウイルスソフト、侵入検知、ファイヤーウォールなどを整備し、人・組織の面では、社員に対して教育の実施と定期的なテストを実施している。この1年間で大きいトラブルは発生していない。担当部署は、社外セミナーに参加して知識の習得を図っている。顧客を始め、社会全体としての情報セキュリティの要求は高まっており、対応すべく投資をしていく。耐震の整っているデータセンターを利用するなど、災害対策を実施しているが、今後はデータの遠隔地保管等、更なる安全性の向上を図りたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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