サイネックス Research Memo(9):2020年3月期は前期比横ばいの12.50円の配当を予想
[19/07/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
サイネックス<2376>は株主還元については配当をもって行うことを基本とし、安定的な利益配分を年1回(期末)、継続して行うことを基本方針としている。金額については、業績などを総合的に勘案して適切な配当を実施するとしている。
2019年3月期については事前の予想通り前期比横ばいの12.50円の配当を実施した。配当性向は25.8%となった。2020年3月期についても同じ12.50円の配当予想を公表している。予想1株当たり利益に基づく配当性向は23.1%となる。
同社は、M&Aへの備えや自治体支援のためのアプリやシステムの開発費などの成長投資などを勘案して、配当については安定性を重視したスタンスで臨んでいると思われる。地方創生を成長源とする同社の事業モデルは他に例を見ないユニークなものであり、目先の配当よりも同社ならではの成長投資に資金を投下することが中長期では株主リターンの最大化につながるという従来からの見方に変更はない。
同社はまた、個人投資家層の充実を目的に、株主優待制度も実施している。内容は、毎年3月31日現在の株主名簿に基づき、保有株式数に応じて1,000円から3,000円相当のQUOカードを贈呈するというものだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<YM>
サイネックス<2376>は株主還元については配当をもって行うことを基本とし、安定的な利益配分を年1回(期末)、継続して行うことを基本方針としている。金額については、業績などを総合的に勘案して適切な配当を実施するとしている。
2019年3月期については事前の予想通り前期比横ばいの12.50円の配当を実施した。配当性向は25.8%となった。2020年3月期についても同じ12.50円の配当予想を公表している。予想1株当たり利益に基づく配当性向は23.1%となる。
同社は、M&Aへの備えや自治体支援のためのアプリやシステムの開発費などの成長投資などを勘案して、配当については安定性を重視したスタンスで臨んでいると思われる。地方創生を成長源とする同社の事業モデルは他に例を見ないユニークなものであり、目先の配当よりも同社ならではの成長投資に資金を投下することが中長期では株主リターンの最大化につながるという従来からの見方に変更はない。
同社はまた、個人投資家層の充実を目的に、株主優待制度も実施している。内容は、毎年3月31日現在の株主名簿に基づき、保有株式数に応じて1,000円から3,000円相当のQUOカードを贈呈するというものだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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