EMシステムズ Research Memo(6):財務の安全性がさらに上昇
[19/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■EMシステムズ<4820>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2019年3月期末における資産を見ると、流動資産は売掛金の回収が順調に行われたものの、通常業務における仕入や人件費並びに経費の支払、法人税等の納付、剰余金の配当並びにM&Aによる事業の譲受、子会社の取得が発生した結果、現金及び預金の減少が上回り、10,930百万円(前期末比662百万円減)となった。固定資産はソフトウェア仮勘定及びのれんの増加により、11,421百万円(同1,120百万円増)となった。この結果、総資産は22,351百万円(同458百万円増)となった。
負債を見ると、流動負債は、支払手形及び買掛金が増加したが、1年内返済予定の長期借入金の減少が上回り、3,665百万円(前期末比117百万円減)となった。固定負債は長期借入金が減少したが、退職給付に係る負債の増加が上回り、2,067百万円(同9百万円増)となった。この結果、負債合計は5,733百万円(同107百万円減)となった。
純資産は、自己株式取得で減少したものの利益剰余金の増加が上回り、16,618百万円(前期末比566百万円増)となった。
経営指標について見ると、安全性を表す自己資本比率は73.8%(前期末比1.1ポイント上昇)となり、安全性がさらに高まった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
<SF>
3. 財務状況と経営指標
2019年3月期末における資産を見ると、流動資産は売掛金の回収が順調に行われたものの、通常業務における仕入や人件費並びに経費の支払、法人税等の納付、剰余金の配当並びにM&Aによる事業の譲受、子会社の取得が発生した結果、現金及び預金の減少が上回り、10,930百万円(前期末比662百万円減)となった。固定資産はソフトウェア仮勘定及びのれんの増加により、11,421百万円(同1,120百万円増)となった。この結果、総資産は22,351百万円(同458百万円増)となった。
負債を見ると、流動負債は、支払手形及び買掛金が増加したが、1年内返済予定の長期借入金の減少が上回り、3,665百万円(前期末比117百万円減)となった。固定負債は長期借入金が減少したが、退職給付に係る負債の増加が上回り、2,067百万円(同9百万円増)となった。この結果、負債合計は5,733百万円(同107百万円減)となった。
純資産は、自己株式取得で減少したものの利益剰余金の増加が上回り、16,618百万円(前期末比566百万円増)となった。
経営指標について見ると、安全性を表す自己資本比率は73.8%(前期末比1.1ポイント上昇)となり、安全性がさらに高まった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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