EMシステムズ Research Memo(7):20年3月期は完全ストック型ビジネスへ切り替え、反転攻勢の地盤整える
[19/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
EMシステムズ<4820>の2020年3月期の連結業績については、売上高13,174百万円(前期比0.3%増)、営業利益1,358百万円(同48.2%減)、経常利益1,980百万円(同39.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,307百万円(同33.7%減)を見込んでいる。
2018年5月に公表した中期経営計画のとおり、ビジネスモデルの変革を行い、従来のシステム・ハード・サポートの三位一体販売からシステム重視の販売にシフトしたことで、完全ストック型ビジネスへの切り替えによる初期導入の売上低下が見込まれるため、固めに見込み減益の計画としている。
なお、2020年3月期上期は以下の施策に取り組む予定である。新製品MAPsシリーズによる新規顧客開拓及び他社リプレイスの促進、共通エンジンのOEM提供による業界の標準化及びコストダウンへの貢献、ブランディングへの積極的な投資、グローリー(株)との処方箋入力システムにおける協業など、永続的な発展に向けて地固めが着々と進んでいる。これら施策の効果による業績の伸びに注目が必要である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
<SF>
EMシステムズ<4820>の2020年3月期の連結業績については、売上高13,174百万円(前期比0.3%増)、営業利益1,358百万円(同48.2%減)、経常利益1,980百万円(同39.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,307百万円(同33.7%減)を見込んでいる。
2018年5月に公表した中期経営計画のとおり、ビジネスモデルの変革を行い、従来のシステム・ハード・サポートの三位一体販売からシステム重視の販売にシフトしたことで、完全ストック型ビジネスへの切り替えによる初期導入の売上低下が見込まれるため、固めに見込み減益の計画としている。
なお、2020年3月期上期は以下の施策に取り組む予定である。新製品MAPsシリーズによる新規顧客開拓及び他社リプレイスの促進、共通エンジンのOEM提供による業界の標準化及びコストダウンへの貢献、ブランディングへの積極的な投資、グローリー(株)との処方箋入力システムにおける協業など、永続的な発展に向けて地固めが着々と進んでいる。これら施策の効果による業績の伸びに注目が必要である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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