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アンビション Research Memo(4):プロパティマネジメント事業が堅調、インベスト事業のマンション販売も好調

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2019年6月期第3四半期の業績概要
AMBITION<3300>の2019年6月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比42.6%増の23,607百万円、営業利益が同229.9%増の1,808百万円、経常利益が同261.6%増の1,683百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同282.7%増の1,028百万円と過去最高売上・利益に向けて順調な進捗である。

主力のプロパティマネジメント事業におけるサブリース戸数が10,182戸(前年同期比11.8%増)と2ケタ成長したのに加え、入居率が97.1%(2017年3月末は93.8%、2018年3月末は99.3%)と高い水準を維持した。サブリース以外も含む管理戸数全体も18,877戸(前年同期比12.6%増)とさらに増加した。2018年6月期と比較すると、繁忙期に向けて管理戸数を大幅に伸ばしたのが2019年6月期の特徴である。そのための売上原価増および販管費増(管理人件費、管理システム投資など)によりセグメント利益は前期並みに抑えられた。インベスト事業ではヴェリタスのマンション販売が好調に推移。全社の増収増益に大きく寄与した。都内のプレミアムエリアに新築投資用デザイナーズマンションを開発しており、安定した資産価値が支持されている。

プロパティマネジメント事業の着実な成長に加え、インベスト事業の好調により、収益性の向上が著しい。売上総利益率は前年同期比4.5ポイント改善して22.4%、営業利益率は4.4ポイント改善した結果、7.7%となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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