サン電子 Research Memo(5):モバイルデータソリューションの拡大と新規IT事業の早期事業化などに大きな狙い
[19/07/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■社長交代による新体制への移行
サン電子<6736>は、2019年6月開催の定時株主総会及び定時株主総会終了後の取締役会をもって、代表取締役(社長)の交代を決定。前社長の山口正則氏に代わって、木村好己(きむらよしみ)氏が代表取締役社長に就任した。山口氏は取締役として経営陣に残るが、グローバルに拡大するモバイルデータソリューションの成長に専念し、事業のポテンシャルを最大限に引き出す役目を担うことになる。したがって、モバイルデータソリューションにかける思いや手応えを反映した体制面の強化として見ることができ、今後の事業拡大にどのように拍車をかけていくのかが見どころと言えるだろう。一方、新社長の木村氏は、2018年7月より同社のコンサルタントとして関わってきた人物であり、公認会計士としてのキャリアもあるが、どちらかと言うと、ソフトウェアのエンジニアとしてのバッググラウンドやM&AやPMI(開発フェーズの企業の事業化)を手掛けてきた実績に注目すべきである。したがって、経営全般やガバナンス強化はもちろん、新規IT事業の早期事業化などにも期待が持てるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<SF>
サン電子<6736>は、2019年6月開催の定時株主総会及び定時株主総会終了後の取締役会をもって、代表取締役(社長)の交代を決定。前社長の山口正則氏に代わって、木村好己(きむらよしみ)氏が代表取締役社長に就任した。山口氏は取締役として経営陣に残るが、グローバルに拡大するモバイルデータソリューションの成長に専念し、事業のポテンシャルを最大限に引き出す役目を担うことになる。したがって、モバイルデータソリューションにかける思いや手応えを反映した体制面の強化として見ることができ、今後の事業拡大にどのように拍車をかけていくのかが見どころと言えるだろう。一方、新社長の木村氏は、2018年7月より同社のコンサルタントとして関わってきた人物であり、公認会計士としてのキャリアもあるが、どちらかと言うと、ソフトウェアのエンジニアとしてのバッググラウンドやM&AやPMI(開発フェーズの企業の事業化)を手掛けてきた実績に注目すべきである。したがって、経営全般やガバナンス強化はもちろん、新規IT事業の早期事業化などにも期待が持てるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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