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エリアリンク---2Qは大幅な増収増益、各セグメントが好調に推移

注目トピックス 日本株
エリアリンク<8914>は29日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比44.5%増の201.45億円、営業利益は同76.3%増の26.34億円、経常利益は同83.9%増の24.72億円、四半期純利益は同85.1%増の16.86億円となった。

不動産運用サービス事業の売上高は前年同期比26.1%増の155.82億円、セグメント利益は同11.2%増の20.62億円となった。基幹事業のストレージ事業は、ストレージ流動化が収益増加に貢献した。これは、アセット屋内型ストレージの「土地付きストレージ」の販売によるもの。一方、屋外型コンテナの受注出店は、出店基準を厳格化し減少しているが、計画通りの進捗となっている。ストレージ運用は、サンリオ<8136>の「ハローキティ」とのコラボレーションの継続による認知度向上に加え、サービス面の強化に着手した。また、収益性の改善を目的として割引キャンペーンの抑制を行った影響により稼働率は微減したが、収益率は改善傾向が見られた。

不動産再生・流動化サービス事業の売上高は前年同期比187.4%増の45.62億円、セグメント利益は同303.1%増の12.03億円となった。なお、底地の売却のみにおいても、セグメント利益が同87.7%増の5.60億円となった。不動産再生・流動化サービス事業は、不動産市況の影響を受けにくい底地事業に注力した。通期計画で予定していた大型案件の売却が第2四半期累計期間に前倒しで決済されたこともあり、前年同期比において大幅な増収増益となった。

2019年12月期通期については、売上高が前期比0.6%増の290.00億円、営業利益は同0.6%増の28.00億円、経常利益は同6.4%増の27.00億円、当期純利益は同17.1%減の15.00億円とする7月25日に上方修正した業績予想を据え置いている。




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