安田倉庫 Research Memo(9):2020年3月期は17円配当を予定
[19/08/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
1. 配当方針
安田倉庫<9324>は倉庫業を中心とする物流事業及びオフィスビル賃貸を中心とする不動産事業を主な事業としており、両事業ともに相応の設備投資を要する事業である。したがって、同社では今後の事業展開に備えるため適正な利益配分を行うことを基本方針とし、剰余金の配当については利益水準等を勘案し安定的な配当を維持していきたいと考えている。また、内部留保資金については、同社を取り巻く状況の変化に柔軟に対応すべく、物流施設、不動産施設の整備・拡充及び情報システムの開発等、事業基盤強化の原資として有効に活用するとともに、借入金の返済にも充当し、中長期的な業績の安定と向上による企業価値の増大を図ることで、株主の期待に応えることができるよう努めている。なお、2019年3月期の1株当たり配当金については、中間配当金7円及び期末配当金12円を合わせて1株当たり年間配当金19円としている。2020年3月期の1株当たり配当金については、中間配当金8円50銭及び期末配当金8円50銭を合わせて1株当たり年間配当金17円を予定している。配当性向が近年の平均並みの20%であれば1株配当金は19円を維持できたが、先行的費用もあり保守的な観点から減配予想としたと思われる。
お米券を優待
2. 株主優待制度
株主からの日頃の支援に対する感謝のしるしとして、株主優待制度を設けている。毎期末(3月31日付)の株主を対象に、年1回株主優待を実施している。優待の内容は、所有株式数100株以上、1,000株未満でお米券2kg、1,000株以上、5,000株未満でお米券5kg、5,000株以上でお米券10kgを贈呈することになっている。
■情報セキュリティ
二重化体制など万全を期す
同社は事業の過程において個人情報を取り扱うことがある。同社では個人情報保護方針及び関連諸規程の制定・遵守や職員教育等を通じ個人情報の厳正な管理に努めている。また、同社では総合物流情報システムを構築し物流サービスを提供している。各種情報セキュリティ対策やホストコンピュータ及びネットワークの二重化体制を構築することにより当該システムの高い安全性を確保している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<YM>
1. 配当方針
安田倉庫<9324>は倉庫業を中心とする物流事業及びオフィスビル賃貸を中心とする不動産事業を主な事業としており、両事業ともに相応の設備投資を要する事業である。したがって、同社では今後の事業展開に備えるため適正な利益配分を行うことを基本方針とし、剰余金の配当については利益水準等を勘案し安定的な配当を維持していきたいと考えている。また、内部留保資金については、同社を取り巻く状況の変化に柔軟に対応すべく、物流施設、不動産施設の整備・拡充及び情報システムの開発等、事業基盤強化の原資として有効に活用するとともに、借入金の返済にも充当し、中長期的な業績の安定と向上による企業価値の増大を図ることで、株主の期待に応えることができるよう努めている。なお、2019年3月期の1株当たり配当金については、中間配当金7円及び期末配当金12円を合わせて1株当たり年間配当金19円としている。2020年3月期の1株当たり配当金については、中間配当金8円50銭及び期末配当金8円50銭を合わせて1株当たり年間配当金17円を予定している。配当性向が近年の平均並みの20%であれば1株配当金は19円を維持できたが、先行的費用もあり保守的な観点から減配予想としたと思われる。
お米券を優待
2. 株主優待制度
株主からの日頃の支援に対する感謝のしるしとして、株主優待制度を設けている。毎期末(3月31日付)の株主を対象に、年1回株主優待を実施している。優待の内容は、所有株式数100株以上、1,000株未満でお米券2kg、1,000株以上、5,000株未満でお米券5kg、5,000株以上でお米券10kgを贈呈することになっている。
■情報セキュリティ
二重化体制など万全を期す
同社は事業の過程において個人情報を取り扱うことがある。同社では個人情報保護方針及び関連諸規程の制定・遵守や職員教育等を通じ個人情報の厳正な管理に努めている。また、同社では総合物流情報システムを構築し物流サービスを提供している。各種情報セキュリティ対策やホストコンピュータ及びネットワークの二重化体制を構築することにより当該システムの高い安全性を確保している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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