サイバーコム Research Memo(2):富士ソフトグループで長年積み重ねた通信技術を活かした事業展開
[19/09/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
サイバーコム<3852>は富士ソフトを親会社とする富士ソフトグループに属しており、同グループにおいて主に通信ソフトウェア開発を行う企業と して位置付けられてきた。
現在の事業領域は、長年積み重ねた通信技術を活かし制御や業務の分野まで幅広く手掛けるソフトウェア開発事業を主力事業としている。また、多様化する顧客のニーズに対応するために、ネットワーク/サーバ構築、保守・運用、評価検証を行うSIサービスや自社プロダクト販売を行うサービス事業を展開している。
2. 沿革
創業は1978年12月で、宮城県仙台市にコンピュータメーカーのシステム開発を主体として設立。1979年8 月にコンピュータ販売部門を設立した。2018年12月でちょうど創業40周年を迎えたが、同社の歴史は以下のようなステップで表現できる。
(1) 創業期(1978年−1990年)
宮城県仙台市にて、コンピュータメーカーのシステム開発を主体として設立した。当時はまだ事業規模も小さく、経営は必ずしも安定した状況ではなかったもようである。
(2) グループ経営化期(1990年−2002年)
1990年2月、事業拡大と経営の安定化などを目的として、当時から宮城県で取引のあった富士ソフトウェア(株)(現富士ソフト)と業務提携し、富士ソフトウェアグループに参画した。グループ内では通信系ソフトウェア開発に特化することとなった。
(3) 第2創業期(2002年−2007年)
2002年3月、富士ソフトグループ内の4社の合併※により、現サイバーコム株式会社が誕生した。社名や事業拠点を含め、現在の事業基盤が確立したことで、第2の創業と言える。
※(株)ソフトウェア企画(現同社)を存続会社として、サイバーコム(株)、ボスシステム(株)及び有明システム(株)の3社を吸収合併し、サイバーコム株式会社に商号を変更。
(4) 上場発展期(2007年−現在に至る)
2007年6月にジャスダック証券取引所へ上場したのを皮切りに、2015年2月に東証2部へ市場変更。2016年4月には東証1部に指定替えを果たした。資金調達を進め、事業拡大の基盤が整ってきた。2017年3月には横浜本社ビルを取得し、今後の更なる成長が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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1. 会社概要
サイバーコム<3852>は富士ソフトを親会社とする富士ソフトグループに属しており、同グループにおいて主に通信ソフトウェア開発を行う企業と して位置付けられてきた。
現在の事業領域は、長年積み重ねた通信技術を活かし制御や業務の分野まで幅広く手掛けるソフトウェア開発事業を主力事業としている。また、多様化する顧客のニーズに対応するために、ネットワーク/サーバ構築、保守・運用、評価検証を行うSIサービスや自社プロダクト販売を行うサービス事業を展開している。
2. 沿革
創業は1978年12月で、宮城県仙台市にコンピュータメーカーのシステム開発を主体として設立。1979年8 月にコンピュータ販売部門を設立した。2018年12月でちょうど創業40周年を迎えたが、同社の歴史は以下のようなステップで表現できる。
(1) 創業期(1978年−1990年)
宮城県仙台市にて、コンピュータメーカーのシステム開発を主体として設立した。当時はまだ事業規模も小さく、経営は必ずしも安定した状況ではなかったもようである。
(2) グループ経営化期(1990年−2002年)
1990年2月、事業拡大と経営の安定化などを目的として、当時から宮城県で取引のあった富士ソフトウェア(株)(現富士ソフト)と業務提携し、富士ソフトウェアグループに参画した。グループ内では通信系ソフトウェア開発に特化することとなった。
(3) 第2創業期(2002年−2007年)
2002年3月、富士ソフトグループ内の4社の合併※により、現サイバーコム株式会社が誕生した。社名や事業拠点を含め、現在の事業基盤が確立したことで、第2の創業と言える。
※(株)ソフトウェア企画(現同社)を存続会社として、サイバーコム(株)、ボスシステム(株)及び有明システム(株)の3社を吸収合併し、サイバーコム株式会社に商号を変更。
(4) 上場発展期(2007年−現在に至る)
2007年6月にジャスダック証券取引所へ上場したのを皮切りに、2015年2月に東証2部へ市場変更。2016年4月には東証1部に指定替えを果たした。資金調達を進め、事業拡大の基盤が整ってきた。2017年3月には横浜本社ビルを取得し、今後の更なる成長が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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