フォーバル Research Memo(5):2020年3月期は減収も既存事業が伸び増益予想。1Q売上高進捗率は前期以上
[19/09/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
フォーバル<8275>の2020年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比13.1%減の50,000百万円、営業利益が同2.4%増の3,300百万円、経常利益が同2.8%増の3,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の2,150百万円と連結子会社売却により減収となるものの増益を予想している。実現すれば、12期連続の営業・経常増益となる。
売却したリンクアップを除いた売上高で比較すると前期比9.0%増であり、全セグメントの成長は続く見込みだ。営業利益では前期比2.4%増と着実に成長する計画である。主力のフォーバルビジネスグループが好調に推移し全社を引っ張る構造は2020年3月期も続く見込みだ。需要旺盛なアイコンサービス向けに人材投資を先行しており、今期中に成果に結びつくかがカギとなるだろう。第1四半期の売上高進捗率は23.6%であり、前年同期の22.4%を上回っている。ちなみに、同社の業績は例年下期が高くなる傾向にある。モバイルショップビジネスグループの前期のセグメント利益は67百万円であり、厳しい事業環境が続くことが予想されていただけに、連結からの除外の影響は軽微である。総合環境コンサルティングビジネスグループでは太陽光パネルからLEDや蓄電池などへの構造改革が成功し利益額は上向く予想。全体としてモバイルショップビジネスグループ離脱のマイナスを、既存事業の成長と収益向上で十分カバーできると予想する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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フォーバル<8275>の2020年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比13.1%減の50,000百万円、営業利益が同2.4%増の3,300百万円、経常利益が同2.8%増の3,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の2,150百万円と連結子会社売却により減収となるものの増益を予想している。実現すれば、12期連続の営業・経常増益となる。
売却したリンクアップを除いた売上高で比較すると前期比9.0%増であり、全セグメントの成長は続く見込みだ。営業利益では前期比2.4%増と着実に成長する計画である。主力のフォーバルビジネスグループが好調に推移し全社を引っ張る構造は2020年3月期も続く見込みだ。需要旺盛なアイコンサービス向けに人材投資を先行しており、今期中に成果に結びつくかがカギとなるだろう。第1四半期の売上高進捗率は23.6%であり、前年同期の22.4%を上回っている。ちなみに、同社の業績は例年下期が高くなる傾向にある。モバイルショップビジネスグループの前期のセグメント利益は67百万円であり、厳しい事業環境が続くことが予想されていただけに、連結からの除外の影響は軽微である。総合環境コンサルティングビジネスグループでは太陽光パネルからLEDや蓄電池などへの構造改革が成功し利益額は上向く予想。全体としてモバイルショップビジネスグループ離脱のマイナスを、既存事業の成長と収益向上で十分カバーできると予想する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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