スカラ Research Memo(5):2019年6月期業績は会社計画を上回る2ケタ増収増益を達成
[19/09/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2019年6月期の業績概要
スカラ<4845>の2019年6月期の連結業績は、売上収益で前期比33.4%増の17,112百万円、営業利益で同39.2%増の2,153百万円、税引前利益で同39.1%増の2,137百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同33.8%増の946百万円と2ケタ増収増益となり、すべての項目で会社計画を上回って着地した。
売上収益、営業利益ともにすべての事業セグメントで増収増益となっている。M&Aの効果については、2018年6月期の第3四半期からグループ化したレオコネクト(カスタマーサポート事業)、2019年6月期の第2四半期からグループ化したコネクトエージェンシー(SaaS/ASP事業)を合わせて売上収益で20億円強、営業利益で1億円弱の上乗せ要因になったと見られ、既存事業だけでも2ケタ増収増益となった。子会社の増加により売上原価率が前期比3.4ポイント上昇したものの、増収効果で営業利益率は前期比0.5ポイント上昇の12.6%となった。なお、親会社の所有者に帰属する当期利益の増益率が税引前利益よりも低くなっているが、これはソフトブレーングループ等の非100%子会社の利益増により、非支配持分利益が前期比44.5%増の511百万円と増加したことが主因だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 2019年6月期の業績概要
スカラ<4845>の2019年6月期の連結業績は、売上収益で前期比33.4%増の17,112百万円、営業利益で同39.2%増の2,153百万円、税引前利益で同39.1%増の2,137百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同33.8%増の946百万円と2ケタ増収増益となり、すべての項目で会社計画を上回って着地した。
売上収益、営業利益ともにすべての事業セグメントで増収増益となっている。M&Aの効果については、2018年6月期の第3四半期からグループ化したレオコネクト(カスタマーサポート事業)、2019年6月期の第2四半期からグループ化したコネクトエージェンシー(SaaS/ASP事業)を合わせて売上収益で20億円強、営業利益で1億円弱の上乗せ要因になったと見られ、既存事業だけでも2ケタ増収増益となった。子会社の増加により売上原価率が前期比3.4ポイント上昇したものの、増収効果で営業利益率は前期比0.5ポイント上昇の12.6%となった。なお、親会社の所有者に帰属する当期利益の増益率が税引前利益よりも低くなっているが、これはソフトブレーングループ等の非100%子会社の利益増により、非支配持分利益が前期比44.5%増の511百万円と増加したことが主因だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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