農業総合研究所---19年8月期2ケタ増収、「農家の直売所」事業の流通総額も順調に増加
[19/10/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
農業総合研究所<3541>は15日、2019年8月期連結決算を発表した。売上高は前期比34.3%増の31.02億円、営業利益は0.05億円(前期は0.96億円の損失)、経常利益は0.20億円(同0.47億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は0.04億円(同0.29億円の損失)となった。
2018年10月に日本郵政キャピタルと資本提携を行った。日本郵政グループの郵便局ネットワークを活用することで、同社の「農家の直売所」プラットフォームを全国の生産者に利用してもらうことや、同社サービスを補完し登録生産者の利便性を高めることが可能となり、流通総額が更に拡大するものとしている。また、生産者からの更なる集荷拡大を狙い、袋詰め等の加工作業を受託するため、物流拠点の大田センター近くに加工センターを開設したり、自社開発したアプリケーション「農直-のうちょく-」を通じた農業資材販売サイトの開設や外食向けECサービス「彩直」を開始するなど、既存ビジネスを拡充させながらも、新たな収益獲得に向けて取り組んだ。さらに、日本航空<9201>と新千歳空港及び旭川空港に空港集荷場を開設し、朝どれトウモロコシを首都圏で当日販売するなど、新たな農産物流通を構築してきた。このような取組みにより、重要な経営指標である「農家の直売所」事業による流通総額は96.14億円(前期比9.5%増)、2019年8月末日時点で国内スーパーマーケット等の小売店への導入店舗数は1,416店舗(前年度末より231店舗増)、農産物の集荷拠点である集荷場は92拠点(前年度末より6拠点増)、登録生産者は8,605名(前年度末より760名増)まで拡大した。
2020年8月通期の業績予想については、売上高は前期比12.2%増の32.00億円、営業利益は同34.6%増の0.60億円、経常利益は同30.2%増の0.60億円、当期純利益は57.7%増の0.35億円と計画している。なお、2019年4月30日付で連結子会社である世界市場ホールディングスが清算結了したことにより、世界市場ホールディングスの子会社である世界市場は同社の関連会社に該当するため、2020年8月期は個別業績予想のみとなる。
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2018年10月に日本郵政キャピタルと資本提携を行った。日本郵政グループの郵便局ネットワークを活用することで、同社の「農家の直売所」プラットフォームを全国の生産者に利用してもらうことや、同社サービスを補完し登録生産者の利便性を高めることが可能となり、流通総額が更に拡大するものとしている。また、生産者からの更なる集荷拡大を狙い、袋詰め等の加工作業を受託するため、物流拠点の大田センター近くに加工センターを開設したり、自社開発したアプリケーション「農直-のうちょく-」を通じた農業資材販売サイトの開設や外食向けECサービス「彩直」を開始するなど、既存ビジネスを拡充させながらも、新たな収益獲得に向けて取り組んだ。さらに、日本航空<9201>と新千歳空港及び旭川空港に空港集荷場を開設し、朝どれトウモロコシを首都圏で当日販売するなど、新たな農産物流通を構築してきた。このような取組みにより、重要な経営指標である「農家の直売所」事業による流通総額は96.14億円(前期比9.5%増)、2019年8月末日時点で国内スーパーマーケット等の小売店への導入店舗数は1,416店舗(前年度末より231店舗増)、農産物の集荷拠点である集荷場は92拠点(前年度末より6拠点増)、登録生産者は8,605名(前年度末より760名増)まで拡大した。
2020年8月通期の業績予想については、売上高は前期比12.2%増の32.00億円、営業利益は同34.6%増の0.60億円、経常利益は同30.2%増の0.60億円、当期純利益は57.7%増の0.35億円と計画している。なお、2019年4月30日付で連結子会社である世界市場ホールディングスが清算結了したことにより、世界市場ホールディングスの子会社である世界市場は同社の関連会社に該当するため、2020年8月期は個別業績予想のみとなる。
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