ギグワークス Research Memo(7):4つの成長ドライバーに期待。「ギグワークス株式会社」へ商号変更
[19/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■トピック
1. 外部環境に起因する4つのドライバー
外部環境に起因する4つのドライバーがギグワークス<2375>の成長を加速することが期待できる。1)配達系及び交通系ギグ・エコノミー関連案件、2)AI・IoTロボットのフルフィルメント、3)5G基地局向けネットワーク関連案件、4)消費税増税・軽減税率・ポイント還元関連案件、である。1)配達系及び交通系ギグ・エコノミー関連案件は、2019年10月期の上期に飲食店のデリバリー市場が急速に伸び、加盟店開拓において同社は大きな役割を果たしている。このように新しい市場が形成されるタイミングでの普及活動は、同社が得意としている。2)AI・IoTロボットのフルフィルメントに関しては、ロボットが様々なシーンに浸透するなかで期待が大きい分野である。同社はパートナー企業とともに庫内作業、保管、在庫、設定、出荷、アプリケーション開発、フィールドサポート、コールセンター、などの一気通貫サービス体制を整備している。3)5G基地局向けネットワーク関連案件は、第2世代(2G)から第4世代(4G)までの経験・ノウハウが蓄積しており、定常的に受注している得意分野である。2020年商用サービス開始が一部で早まることも想定され、2019年中には業務量が増える可能性が高い。4)消費税増税・軽減税率・ポイント還元関連案件は、店舗のPOSレジから鉄道系券売機、企業内のソフトウェアまで様々な改修業務が発生することが想定される。いずれの成長ドライバーも、デジタル化する社会における急激な需要増であり、同社の勝ちパターンである。
2. 2019年8月から新商号「ギグワークス株式会社」へ
同社は、2019年8月1日より、商号を「スリープログループ株式会社」から「ギグワークス株式会社」へ変更した。多彩な人材と多様な働き方が新しい価値を生み出す「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」としての戦略を明確にしていくことが狙いである。ギグ・エコノミーが成長するなかで、ギグワーカー(全国に10万人を超える個人及びフリーランサー)とクライアント企業をつなぐプラットフォームを運営する同社ならではの新社名である。新たなロゴも決まった。ギグワークスの文字で様々な表情を持つ人の顔を描いた楽しいロゴである。ライフスタイルやライフステージに合わせた働き方を提供する役割を果たすことを表現している。シェアリング・エコノミーは、市民権を得た感があるが、ギグ・エコノミーはまだ知名度が低い。社名変更を契機に、ギグ・エコノミーをけん引する中核企業として更なる飛躍を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<ST>
1. 外部環境に起因する4つのドライバー
外部環境に起因する4つのドライバーがギグワークス<2375>の成長を加速することが期待できる。1)配達系及び交通系ギグ・エコノミー関連案件、2)AI・IoTロボットのフルフィルメント、3)5G基地局向けネットワーク関連案件、4)消費税増税・軽減税率・ポイント還元関連案件、である。1)配達系及び交通系ギグ・エコノミー関連案件は、2019年10月期の上期に飲食店のデリバリー市場が急速に伸び、加盟店開拓において同社は大きな役割を果たしている。このように新しい市場が形成されるタイミングでの普及活動は、同社が得意としている。2)AI・IoTロボットのフルフィルメントに関しては、ロボットが様々なシーンに浸透するなかで期待が大きい分野である。同社はパートナー企業とともに庫内作業、保管、在庫、設定、出荷、アプリケーション開発、フィールドサポート、コールセンター、などの一気通貫サービス体制を整備している。3)5G基地局向けネットワーク関連案件は、第2世代(2G)から第4世代(4G)までの経験・ノウハウが蓄積しており、定常的に受注している得意分野である。2020年商用サービス開始が一部で早まることも想定され、2019年中には業務量が増える可能性が高い。4)消費税増税・軽減税率・ポイント還元関連案件は、店舗のPOSレジから鉄道系券売機、企業内のソフトウェアまで様々な改修業務が発生することが想定される。いずれの成長ドライバーも、デジタル化する社会における急激な需要増であり、同社の勝ちパターンである。
2. 2019年8月から新商号「ギグワークス株式会社」へ
同社は、2019年8月1日より、商号を「スリープログループ株式会社」から「ギグワークス株式会社」へ変更した。多彩な人材と多様な働き方が新しい価値を生み出す「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」としての戦略を明確にしていくことが狙いである。ギグ・エコノミーが成長するなかで、ギグワーカー(全国に10万人を超える個人及びフリーランサー)とクライアント企業をつなぐプラットフォームを運営する同社ならではの新社名である。新たなロゴも決まった。ギグワークスの文字で様々な表情を持つ人の顔を描いた楽しいロゴである。ライフスタイルやライフステージに合わせた働き方を提供する役割を果たすことを表現している。シェアリング・エコノミーは、市民権を得た感があるが、ギグ・エコノミーはまだ知名度が低い。社名変更を契機に、ギグ・エコノミーをけん引する中核企業として更なる飛躍を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<ST>