パイプドHD Research Memo(6):2020年2月期第2四半期決算は大幅増益(2)
[19/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■パイプドHD<3919>の業績動向
(5) 2020年2月期上半期中の主な施策及びトピックス
a) 先端建設プロセスレンタル事業、第一弾サービス開始(2019年3月)
ペーパレススタジオジャパンは、建機レンタル大手(株)アクティオ、アイネット<9600>と共同で、「先端建設プロセスレンタ事業」の第1弾サービスとして、現場実務に即した「BIM/CIM導入支援サービス」や「BIM/CIM実務活用サービス」を、全国の設計・建設業ユーザーとビルオーナー向けに3月より随時提供開始した。
b) 2019年統一地方選挙(2019年3月)
市区だけでなく、町村も含めたすべての選挙(首長選挙235、議会議員選挙766、補欠選挙含む)を対象に、候補者情報や投開票結果等の選挙情報を網羅的に掲載し、投票に役立つ情報を積極的に提供した。
c) IT経営注目企業2019に選定(2019年4月)
スパイラルや、マイナンバーカードとブロックチェーン技術を活用したネット投票システム等、独自の強味を持つことから、将来性・発展性があり、企業価値の向上が見込まれる点が評価され、攻めのIT経営に関して注目すべき取り組みを実施している企業として経済産業省から「IT経営注目企業2019」に選定された。
d) VOTE FORとパブリカを合併(2019年5月)
政治・選挙情報サイトを運営するVOTE FOR(存続会社)とマイ広報紙を提供するパブリカ(消滅会社)を合併した。合併により営業効率を向上させ、共通コストを削減することで収益性の改善を目指す。
e) BizBaseに新オプションを追加(2019年8月)
フレンディットが提供するBizBase(自動発信や音声応答が可能なコールセンタープラットフォーム)に、ユーザーの回答内容に応じたURL等をSMSで送ることができる「SMS自動送信機能」を追加した。
飲食店での具体的な利用例としては、・飲食店が営業時間外に電話予約を受ける際、自動音声に加えて予約フォームのURLをSMSで予約者に案内することで予約の取りこぼしを防止、・予約者は営業時間を気にせずにいつでも予約が可能で、電話口で待たされるストレスを解消できる、・飲食店は予約受付業務を軽減でき、言い違いや聞き違いによるトラブルを防止できる、などのメリットがある。
f) ネット投票実証実験に成功(2019年8月)
国内初となるマイナンバーカードx顔認証xブロックチェーンを用いた、時間と場所を選ばないネット投票システムをつくば市に提供し、実証実験に成功した。このシステムで以下4点の実証に成功した。1)利便性の向上(昨年は英数字6〜16ケタのパスワードを利用したが、本年は顔認証を利用し、利便性をより向上させた)、2)時間・場所の制限を受けない投票(投票端末要件を緩和し、時間・場所の制限を撤廃した)、3)投票処理速度の向上(ブロックチェーンプラットフォームを変更し、処理速度を向上)、4)投票の確認と上書き投票(投票期間中に自身の投票先を確認でき、投票内容を書き換える上書き投票も可能に)
g) LINE<3938>の「Technology Partner」に認定(2019年8月)
LINE公式アカウントを中心軸としたAPI関連サービスと連携し、サービスを提供するパートナーとして、「Technology Partner」に認定された。LINE連携ソリューションとしては、CRMデータ連携、ログ連携、セグメント配信、1to1トーク、ステップ配信、リッチコンテンツ配信、決済連携等がある。
h) 下北沢でイベントを開催(2019年4月−8月)
ゴールデンウイーク・8月に「ばるばる下北沢」を開催、期間中シモキタコインのポイント還元キャンペーンを実施。下北沢地域の加盟店は100店舗を突破した。
i) スパイラル新ソリューションを続々と提供開始(2019年4月−9月)
以下のような各業界や業務に特化したスパイラルの業務効率化ソリューションを複数リリースした。
このような業種や業務に特化した各種ソリューションが開発・提供されたことで主力製品であるスパイラルに対する需要の裾野が広がり、今後の拡販が期待出来そうだ。また会社では、これらの製品が本部主導ではなく、各事業本部によって開発された点は大いに評価ができると述べている。
j) スパイラルの新版を提供開始(2019年7月、10月)
スパイラルの強味である柔軟性・汎用性を維持しつつも、先々の需要に応えられるよう継続的に研究開発を行い、SPIRAL Ver.1.12.8(柔軟なアプリケーション開発や運用保守を実現)、SPIRAL Ver.1.13(進化する顔認証へ対応)を提供している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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(5) 2020年2月期上半期中の主な施策及びトピックス
a) 先端建設プロセスレンタル事業、第一弾サービス開始(2019年3月)
ペーパレススタジオジャパンは、建機レンタル大手(株)アクティオ、アイネット<9600>と共同で、「先端建設プロセスレンタ事業」の第1弾サービスとして、現場実務に即した「BIM/CIM導入支援サービス」や「BIM/CIM実務活用サービス」を、全国の設計・建設業ユーザーとビルオーナー向けに3月より随時提供開始した。
b) 2019年統一地方選挙(2019年3月)
市区だけでなく、町村も含めたすべての選挙(首長選挙235、議会議員選挙766、補欠選挙含む)を対象に、候補者情報や投開票結果等の選挙情報を網羅的に掲載し、投票に役立つ情報を積極的に提供した。
c) IT経営注目企業2019に選定(2019年4月)
スパイラルや、マイナンバーカードとブロックチェーン技術を活用したネット投票システム等、独自の強味を持つことから、将来性・発展性があり、企業価値の向上が見込まれる点が評価され、攻めのIT経営に関して注目すべき取り組みを実施している企業として経済産業省から「IT経営注目企業2019」に選定された。
d) VOTE FORとパブリカを合併(2019年5月)
政治・選挙情報サイトを運営するVOTE FOR(存続会社)とマイ広報紙を提供するパブリカ(消滅会社)を合併した。合併により営業効率を向上させ、共通コストを削減することで収益性の改善を目指す。
e) BizBaseに新オプションを追加(2019年8月)
フレンディットが提供するBizBase(自動発信や音声応答が可能なコールセンタープラットフォーム)に、ユーザーの回答内容に応じたURL等をSMSで送ることができる「SMS自動送信機能」を追加した。
飲食店での具体的な利用例としては、・飲食店が営業時間外に電話予約を受ける際、自動音声に加えて予約フォームのURLをSMSで予約者に案内することで予約の取りこぼしを防止、・予約者は営業時間を気にせずにいつでも予約が可能で、電話口で待たされるストレスを解消できる、・飲食店は予約受付業務を軽減でき、言い違いや聞き違いによるトラブルを防止できる、などのメリットがある。
f) ネット投票実証実験に成功(2019年8月)
国内初となるマイナンバーカードx顔認証xブロックチェーンを用いた、時間と場所を選ばないネット投票システムをつくば市に提供し、実証実験に成功した。このシステムで以下4点の実証に成功した。1)利便性の向上(昨年は英数字6〜16ケタのパスワードを利用したが、本年は顔認証を利用し、利便性をより向上させた)、2)時間・場所の制限を受けない投票(投票端末要件を緩和し、時間・場所の制限を撤廃した)、3)投票処理速度の向上(ブロックチェーンプラットフォームを変更し、処理速度を向上)、4)投票の確認と上書き投票(投票期間中に自身の投票先を確認でき、投票内容を書き換える上書き投票も可能に)
g) LINE<3938>の「Technology Partner」に認定(2019年8月)
LINE公式アカウントを中心軸としたAPI関連サービスと連携し、サービスを提供するパートナーとして、「Technology Partner」に認定された。LINE連携ソリューションとしては、CRMデータ連携、ログ連携、セグメント配信、1to1トーク、ステップ配信、リッチコンテンツ配信、決済連携等がある。
h) 下北沢でイベントを開催(2019年4月−8月)
ゴールデンウイーク・8月に「ばるばる下北沢」を開催、期間中シモキタコインのポイント還元キャンペーンを実施。下北沢地域の加盟店は100店舗を突破した。
i) スパイラル新ソリューションを続々と提供開始(2019年4月−9月)
以下のような各業界や業務に特化したスパイラルの業務効率化ソリューションを複数リリースした。
このような業種や業務に特化した各種ソリューションが開発・提供されたことで主力製品であるスパイラルに対する需要の裾野が広がり、今後の拡販が期待出来そうだ。また会社では、これらの製品が本部主導ではなく、各事業本部によって開発された点は大いに評価ができると述べている。
j) スパイラルの新版を提供開始(2019年7月、10月)
スパイラルの強味である柔軟性・汎用性を維持しつつも、先々の需要に応えられるよう継続的に研究開発を行い、SPIRAL Ver.1.12.8(柔軟なアプリケーション開発や運用保守を実現)、SPIRAL Ver.1.13(進化する顔認証へ対応)を提供している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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