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クオールホールディングス---2Q増収・営業利益2ケタ増、各セグメントが順調に推移

注目トピックス 日本株
クオールホールディングス<3034>は6日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.7%増の812.49億円、営業利益が同11.8%増の34.32億円、経常利益が同14.0%増の36.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.3%減の18.30億円となった。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益が減少しているのは、前第2四半期連結累計期間に投資有価証券売却益3.7億円を計上したためである。

保険薬局事業の売上高は前年同期比18.7%増の756.39億円、営業利益は同16.1%増の33.09億円となった。当第2四半期累計期間の出店状況は、新規出店8店舗、子会社化による取得38店舗の計46店舗増加した一方、閉店等により10店舗減少した結果、グループ全体で店舗数は802店舗となった。売上は、前期に実施したM&Aが寄与し受付回数が増加、既存店においても薬剤料単価が増加傾向にあり、好調に推移した。加えて、当期も積極的なM&Aを実施しており、ナチュラルライフ等の株式を取得し、北陸と西日本を中心に38店舗増加した。利益についても、M&Aにおける株式取得関連費用及び消費税増税対応を始めとしたシステム改修等による一過性コストがあったが、好調に推移した。

BPO事業の売上高は前年同期比6.1%増の56.09億円、営業利益は同10.6%増の7.27億円となった。当第2四半期累計期間のCSO事業においては、以前より推し進めている、専門性の高いMRの育成や製薬企業への積極的な営業等により、業界最多の契約社数を維持した。また、MRの受注が増加しており、採用強化に努めた。紹介派遣事業は、薬剤師等の派遣が好調に推移しており、売上が増加した。さらに、前期に刷新した基幹システムにより、生産性の向上を実現している。

2020年3月期通期については、売上高が前期比17.4%増の1,700.00億円、営業利益が同7.8%増の76.00億円、経常利益が同5.4%増の76.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の40.50億円とする10月21日に上方修正した業績予想を据え置いている。



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