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アルファ---2Q増収ながら減益、セキュリティ機器事業は国内・海外ともに堅調

注目トピックス 日本株
アルファ<3434>は14日、2020年3月期第2四半期(19年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%増の303.49億円、営業利益が同23.6%減の11.24億円、経常利益が同22.6%減の11.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.0%減の8.14億円となった。

自動車部品事業(日本)では、主要得意先の生産台数が減少したこと等により、売上高は前年同期比18.3%減の46.64億円、セグメント損失は0.42億円(前年同期は1.94億円の利益)となった。

自動車部品事業(北米)では、新規得意先の売上増加等により、売上高は同2.5%増の71.41億円となったが、材料費の増加等により、セグメント利益は同24.3%減の3.78億円となった。

自動車部品事業(アジア)では、主要得意先の生産台数が減少したこと等により、売上高は同6.6%減の95.19億円、セグメント利益は同12.3%減の4.29億円となった。

自動車部品事業(欧州)について、連結子会社の増加等により、売上高は同63.3%増の60.69億円となったが、新製品立ち上げ費用の増加等により、セグメント損失は0.21億円(前年同期は0.14億円の利益)となった。

セキュリティ機器事業(日本)について、売上高は同5.0%増の45.02億円、セグメント利益は同19.2%増の6.16億円となった。賃貸住宅向けは、金融庁による融資の監視強化や相続税対策による需要が一巡した事により着工数が大きく減少し、販売への影響を受けた。一方、戸建て向けは、消費税増税前の駆込み需要による着工数の増加や電気錠の採用率の上昇により販売が好調に推移した。さらに、新製品ターミナルロッカーAISの販売も順調に推移した。

セキュリティ機器事業(海外)について、日本向け製品の生産増により、売上高は同5.3%増の23.03億円、セグメント利益は同18.5%増の1.90億円となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の630.00億円、営業利益が同2.0%減の31.50億円、経常利益が同4.3%減の31.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%増の21.50億円とする期初計画を据え置いている。



<SF>

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