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エクスモーション Research Memo(1):CASE分野中心に需要旺盛、19年11月期は過去最高益更新の見通し

注目トピックス 日本株
■要約

エクスモーション<4394>は、組込みソフトウェア※開発の課題を解決するコンサルティング会社。問題の発見や解決策の提案だけでなく、実際に顧客の開発現場に入ってプロジェクトを成功に導くまでをワンストップで実践・提供するオンリーワンのビジネスモデルを強みとして成長中。主要顧客はSUBARU<7270>や本田技術研究所(ホンダ<7267>)、ネクスティエレクトロニクス(トヨタ自動車<7203>)などの自動車業界向けで、上位3社で売上の約7割を占めている。

※組込みソフトウェアとは家電製品や情報通信機器、産業機器、自動車等で特定機能を動作・制御するための専用ソフトウェアを指す。


1. 2019年11月期第3四半期累計業績
2019年11月期第3四半期累計(2018年12月−2019年8月)の売上高は前年同期比17.8%増の704百万円、営業利益は同45.7%増の148百万円と好調な決算となった。CASE※分野の開発が活発化する自動車業界向けを中心に旺盛なコンサルティング需要が続いていることに加えて、好採算の教育事業が伸長したことが主因だ。増収効果に加えて販管費率の改善効果により、営業利益率は前年同期の17.1%から21.1%に大きく上昇している。なお、2019年8月末のコンサルティング要員(エンジニア含む)は前期末比5名増の48名となった。

※CASEとは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(カーシェアリングとサービス/シェアリングのみを指す場合もある)、Electric(電動化)の頭文字を取った造語。現在の自動車業界における開発の中心テーマとなっている。


2. 2019年11月期業績見通し
2019年11月期の業績は売上高で前期比19.1%増の993百万円、営業利益で同21.6%増の177百万円と期初計画を据え置いた。第3四半期までの通期計画に対する進捗率は売上高で70.9%とほぼ計画どおりの推移となっており、営業利益は販管費予算の一部未消化もあって83.8%と計画をやや上回っている。受注は2019年10月時点で通期売上計画の97%に達していることから、業績計画を達成する可能性は高いと見られる。なお、コンサルティング要員については、退職者が出たこともあり同5名増の48名にとどまったもようだ。

3. 成長戦略と株主還元について
今後の成長戦略としては、主力の自動車業界向けだけにとどまらず、組込みソフトウェアを利用するその他の業界向けにも顧客の裾野を拡げていくことで事業規模を拡大していく戦略となっている。成長力の源泉となるコンサルティング要員については年間10名程度のペースで採用していくことで、年率2ケタ成長を継続していく方針に変わりない。受注は引き続き活発で、2020年3月までコンサルティング要員のフルアサイン状態が続く見通しとなっている。同社は旺盛な需要に対応すべく生産性向上施策として、ソフトウェア品質改善を目的とした自動化ツールの開発を進めている。2021年11月期を目途に実用化していく意向で、同ツールが導入されれば成長スピードも加速するものと予想される。なお、株主還元方針として配当金については配当性向3割を上限として安定配当を継続していく意向のようだ。

■Key Points
・組込みソフトウェア開発の“技術参謀”として成長するコンサルティング会社
・受注は引き続き活発で、2020年3月までコンサルティング要員のフルアサイン状態が続く
・コンサルティング要員の増員と自動化ツール導入による生産性向上により、年率2ケタ成長を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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