GセブンHD Research Memo(5):収益拡大により、財務基盤の拡充が進む
[19/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■G-7ホールディングス<7508>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2020年3月期末の総資産は前期末比240百万円増加の44,931百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が498百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が379百万円、商品及び製品が251百万円それぞれ増加した。また、固定資産は敷金及び保証金が112百万円、投資有価証券が86百万円それぞれ増加した。
負債合計は前期末比1,365百万円減少の23,822百万円となった。有利子負債が553百万円減少したほか、未払法人税等が597百万円、賞与引当金が297百万円それぞれ減少した。また、純資産合計は同1,606百万円増加の21,108百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支出に伴い、利益剰余金が1,569百万円増加した。
経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期末比3.3ポイント上昇の46.9%となり、有利子負債比率は同6.1ポイント低下の39.1%となるなど、収益拡大に伴って財務体質の改善が進んだと言える。ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)も前期末とほぼ同水準の5,769百万円となっている。同社は成長戦略の1つとしてM&Aを積極推進していく方針としており、そのための資金として50億円程度を年度予算として毎年組み込んでいる。現金及び預金の水準は140億円と潤沢にあり、M&A資金については手元キャッシュで賄うものと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
3. 財務状況と経営指標
2020年3月期末の総資産は前期末比240百万円増加の44,931百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が498百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が379百万円、商品及び製品が251百万円それぞれ増加した。また、固定資産は敷金及び保証金が112百万円、投資有価証券が86百万円それぞれ増加した。
負債合計は前期末比1,365百万円減少の23,822百万円となった。有利子負債が553百万円減少したほか、未払法人税等が597百万円、賞与引当金が297百万円それぞれ減少した。また、純資産合計は同1,606百万円増加の21,108百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支出に伴い、利益剰余金が1,569百万円増加した。
経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期末比3.3ポイント上昇の46.9%となり、有利子負債比率は同6.1ポイント低下の39.1%となるなど、収益拡大に伴って財務体質の改善が進んだと言える。ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)も前期末とほぼ同水準の5,769百万円となっている。同社は成長戦略の1つとしてM&Aを積極推進していく方針としており、そのための資金として50億円程度を年度予算として毎年組み込んでいる。現金及び預金の水準は140億円と潤沢にあり、M&A資金については手元キャッシュで賄うものと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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