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GセブンHD Research Memo(6):消費増税後の反動減を吸収し、2020年3月期も連続最高益更新を目指す

注目トピックス 日本株
■今後の見通し

1. 2020年3月期の業績見通し
G-7ホールディングス<7508>の2020年3月期の連結業績は、売上高で前期比14.3%増の140,000百万円、営業利益で同5.6%増の5,300百万円、経常利益で同9.6%増の5,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同10.2%増の3,350百万円と期初計画を据え置いた。第2四半期までの通期計画に対する進捗率は売上高で45.9%、営業利益で58.2%と過去3年間の平均(売上高48.0%、営業利益37.8%)を上回っているが、2020年3月期は「オートバックス」で消費増税前の駆け込み需要が9月にあり、10月以降はその反動減が懸念されること、四半期業績のピークは例年、スノータイヤの需要が見込まれる第3四半期となり、天候状況次第で販売状況も変動するリスクがあること、グループ全体の新規出店が上期13店舗に対して下期35店舗と意欲的な計画を立てていることなどから、売上高についてはこれらの状況次第で計画を下回る可能性もある。ただ、利益ベースでは第2四半期までの進捗率が高いことや、下期も引き続き店舗当たり収益力の向上(接客力の向上や在庫・経費コントロール等)に取り組んでいくことから、計画を達成する可能性は高いと弊社では見ている。

2020年3月期下期の店舗別出店計画を見ると、「業務スーパー」「テラバヤシ」で各11店舗、「めぐみの郷」で3店舗、「オートバックス」で2店舗、「いきなり!ステーキ」5店舗、「カーブス」2店舗等と合計で35店舗の新規出店を行う計画となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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