テクマト Research Memo(9):中期経営計画は順調に進捗し、業績目標は1年前倒しで達成する可能性
[19/12/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■テクマトリックス<3762>の今後の見通し
3. 中期経営計画「GO BEYOND 3.0」の進捗状況
2019年3月期からスタートした3ヶ年の中期経営計画「GO BEYOND 3.0」では、「クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進」と「セキュリティ&セイフティ(安心と安全)の追求」という前中期経営計画の事業戦略を踏襲しつつ、新たに「事業運営体制の多様化」「サービス化の加速」「データの利活用」「BtoCへの参入」「海外市場での事業を加速」「事業運営基盤の強化」「M&A」の7つのテーマを掲げて、その取り組みを進めている。丁度、折り返し点を過ぎたことになるが、事業戦略についてはおおむね順調に進捗していると評価できる。
一方、業績については2019年3月期が当初計画に対して売上高、営業利益ともに上回ったのに続き、2020年3月期も現状から判断すると会社計画を上回る公算が大きく、2021年3月期の目標値を1年前倒しで達成し得る可能性も出てきている。事業セグメント別で見れば、ネットワーク・セキュリティ対策に対する投資拡大を追い風に、情報基盤事業が売上高、営業利益ともに計画を上回るペースで推移する見通し。また、アプリケーション・サービス事業については医療分野における新規事業の開発投資やCRM分野における海外投資により、営業利益が当初計画よりも引き下げられているが、こちらも「NOBORI」の成長や国内CRM案件の受注拡大により、2021年3月期には当初計画を達成する勢いとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
3. 中期経営計画「GO BEYOND 3.0」の進捗状況
2019年3月期からスタートした3ヶ年の中期経営計画「GO BEYOND 3.0」では、「クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進」と「セキュリティ&セイフティ(安心と安全)の追求」という前中期経営計画の事業戦略を踏襲しつつ、新たに「事業運営体制の多様化」「サービス化の加速」「データの利活用」「BtoCへの参入」「海外市場での事業を加速」「事業運営基盤の強化」「M&A」の7つのテーマを掲げて、その取り組みを進めている。丁度、折り返し点を過ぎたことになるが、事業戦略についてはおおむね順調に進捗していると評価できる。
一方、業績については2019年3月期が当初計画に対して売上高、営業利益ともに上回ったのに続き、2020年3月期も現状から判断すると会社計画を上回る公算が大きく、2021年3月期の目標値を1年前倒しで達成し得る可能性も出てきている。事業セグメント別で見れば、ネットワーク・セキュリティ対策に対する投資拡大を追い風に、情報基盤事業が売上高、営業利益ともに計画を上回るペースで推移する見通し。また、アプリケーション・サービス事業については医療分野における新規事業の開発投資やCRM分野における海外投資により、営業利益が当初計画よりも引き下げられているが、こちらも「NOBORI」の成長や国内CRM案件の受注拡大により、2021年3月期には当初計画を達成する勢いとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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