セグエ Research Memo(6):ネットワークセキュリティの新たなリーディングカンパニーを目指す(1)
[19/12/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■セグエグループ<3968>の中長期の成長戦略
1. 更なるセキュリティ需要の拡大
同社グループの属する業界では、サイバー攻撃増加が新聞などに取り上げられ、企業や組織におけるセキュリティ対策の継続は重要度を増している。サイバー攻撃は、年々高度化・巧妙化が進むとともに新たなものも日々生み出されており、最近ではランサムウェアの急増やIoT(Internet of Things:モノのインターネットのこと。従来は主にパソコンやサーバ、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外の様々なモノを接続すること)の進行に伴う攻撃対象の増加等が起きている。
このような環境変化のなか、政府では内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を設置し、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、社会的影響の大きい重要インフラ14分野について、標的型サイバー攻撃に対する防御の強化(管理サーバアクセス制限、ログ取得要件含む)等のセキュリティ対策を推進している。
また、金融・製造業を中心に、情報システムの脆弱性対策が加速している。特に大企業では、より先進的なセキュリティ対策を実行し、短い検討期間での早期導入の傾向が加速している。こうしたセキュリティ需要の拡大により、同社グループにとっては有利な事業環境が続くと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<YM>
1. 更なるセキュリティ需要の拡大
同社グループの属する業界では、サイバー攻撃増加が新聞などに取り上げられ、企業や組織におけるセキュリティ対策の継続は重要度を増している。サイバー攻撃は、年々高度化・巧妙化が進むとともに新たなものも日々生み出されており、最近ではランサムウェアの急増やIoT(Internet of Things:モノのインターネットのこと。従来は主にパソコンやサーバ、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外の様々なモノを接続すること)の進行に伴う攻撃対象の増加等が起きている。
このような環境変化のなか、政府では内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を設置し、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、社会的影響の大きい重要インフラ14分野について、標的型サイバー攻撃に対する防御の強化(管理サーバアクセス制限、ログ取得要件含む)等のセキュリティ対策を推進している。
また、金融・製造業を中心に、情報システムの脆弱性対策が加速している。特に大企業では、より先進的なセキュリティ対策を実行し、短い検討期間での早期導入の傾向が加速している。こうしたセキュリティ需要の拡大により、同社グループにとっては有利な事業環境が続くと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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