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Jストリーム---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、配信事業および制作・システム開発事業ともに順調に推移

注目トピックス 日本株
Jストリーム<4308>は30日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.6%増の59.72億円、営業利益が同86.0%増の3.20億円、経常利益が同96.5%増の3.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.4%増の1.55億円となった。

配信事業の売上高は前年同期比17.7%増の30.31億円となった。メディア業界のコンテンツ配信にかかる技術サポートや運用受託業務の受注が順調に推移したが、大規模メディアからの受託に伴う外注費が増加したため、相対的に利益率を引き下げる結果となった。医薬系企業によるオンライン講演会等の情報提供のためのライブ配信案件の受注は、前年度の主要顧客の需要減退から回復し、前々年度を上回る水準となった。

制作・システム開発事業の売上高は前年同期比36.7%増の23.94億円となった。コンテンツ配信サイトのリニューアルにかかるシステム開発、eスポーツ関連機材導入を伴うスタジオ設計、教育系の動画利用にかかるシステム開発等の大口受注が得られたが、Web制作に関する受注は比較的小口の案件が多くなり、全体では前年度並に推移した。映像制作は、2019年8月末に子会社化したビッグエムズワイによる医薬系企業向けの映像制作、コンテンツ制作やシステム開発売上が大きな売上増加要因となった。

その他の売上高は前年同期比12.8%減の5.45億円となった。広告関連売上は医薬関連中心に伸長したものの、子会社によるエンコード等設備の販売を伴うインテグレーション業務は、前年度ほどの大口受注がなかった。

2020年3月期通期については、売上高が前期比20.3%増の81.60億円、営業利益が同34.1%増の4.20億円、経常利益が同34.8%増の4.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.4%増の2.10億円とする7月30日に公表した業績予想を据え置いている。




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