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CDG---3Q売上原価の削減により、営業利益・経常利益が増益

注目トピックス 日本株
CDG<2487>は6日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.8%減の73.32億円、営業利益が同7.2%増の1.73億円、経常利益が同1.1%増の1.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同57.1%減の1.22億円となった。

業界別の販売状況については、自動車・関連品業界及び流通・小売業業界での売上が大きく伸びた。自動車・関連品業界においては、周年記念事業の一環のグッズ制作、夏の大口キャンペーンが受注できたこと、エリア統一企画が成功したこと、流通・小売業業界は、コンテンツキャンペーンに加え、セールスプラットフォームの構築とその安定稼働により販売高が増加した。一方、飲料・嗜好品業界では、前第3四半期累計期間においては、人気キャラクターとのコラボ企画による店頭施策が採用されたが、当第3四半期累計期間は、同規模の案件が発生せず、ファッション・アクセサリー業界においては、顧客の販促施策の変更等により売上が減少した。

当第3四半期累計期間の業績は、主に自動車・関連品業界及び流通・小売業業界において売上を伸ばしたが、飲料・嗜好品業界及びファッション・アクセサリー業界向けの売上の減少を補うに至らず、減収となった。販売費および一般管理費は案件の複雑化による工数増加等により増加したが、売上原価の削減による売上総利益の増益により営業利益、経常利益は増益となったが、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期に特別利益に投資有価証券売却益1.88億円等の計上があり、減益となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.3%増の107.00億円、営業利益が同22.7%増の3.50億円、経常利益が同12.3%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.1%減の2.28億円とする期初計画を据え置いている。




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