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ホットリンク---19年12月期は事業規模の拡大を最優先し、過去最高売上高を達成

注目トピックス 日本株
ホットリンク<3680>は14日、2019年12月期連結決算(IFRS)を発表した。売上高が前期比14.0%増の36.95億円、営業損失が16.99億円(前期は3.28億円の利益)、税引前損失が17.07億円(同3.05億円の利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失が16.34億円(同1.11億円の利益)となった。

事業規模の拡大を最優先し、過去最高の売上高を実現するため積極的に投資を進めることを事業方針とした結果、売上高は過去最高を達成した。一方、利益面においては、人材等の先行投資や一時的費用がかさんだことに加え、ヨーロッパにおけるプライバシー保護規則(GDPR)の影響によりソーシャルメディアビッグデータアクセス権の市場環境が大きく変化し、この変化への対応に時間を要したため、米国子会社Effyis. Incの利益率が悪化し損失を計上した。

SaaSサービスの売上高は前期比36.7%減の4.78億円となった。「BuzzSpreader powered byクチコミ@係長」シリーズは堅調に推移したが、2018年12月にe-mining事業を行う連結子会社リリーフサインの発行済株式の過半をエスフロントに譲渡したことにより、「e-mining」シリーズの売上高が当期以降では計上されないため、減収となった。

ソリューションサービスの売上高は前期比13.2%増の21.26億円となった。米国子会社Effyis.IncのSNSデータアクセス権の販売および日本国内のSNSマーケティング支援が継続して好調に推移した。

クロスバウンドサービスの売上高は前期比79.8%増の10.90億円となった。レポーティング等が堅調な売上を維持、プロモーションサービスの売上が好調に推移した。

2020年12月期通期の連結業績予想については、中国市場を対象とするクロスバウンドサービスが含まれており、今般の新型コロナウイルス感染症が事業活動及び経営成績に与える影響を現時点では見通すことが難しいことから、業績見通しについて合理的な数値の算出が困難であると判断し、連結業績予想の開示を見合わせている。




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