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フリービット Research Memo(2):2020年4月期通期は売上高570億円、営業利益40億円を予想

注目トピックス 日本株
■今後の見通し

フリービット<3843>の2020年4月期通期の連結業績は、売上高が前期比13.2%増の57,000百万円、営業利益が同34.2%増の4,000百万円、経常利益が同47.9%増の3,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同258.0%増の1,000百万円と、7期連続の増収と過去最高の経常利益を更新する見通しである(期初の予想を据え置き)。

売上高に関しては、稼ぎ頭であるマンションインターネット(不動産テック事業)で提携先大手ハウスメーカー向け提供戸数が増加するとともに、既存集合住宅向けの新しいISPサービス「SPES」も加わり、順調に拡大する予想。(株)フリービットEPARKヘルスケアが好調のヘルステック事業では、医薬品の共同購入事業が立ち上がり、第3四半期より収益に貢献する予定だ。売上高の2Q進捗率は47.5%(前年同期は44.8%)であり、下期に繁忙期を迎える傾向にある事業が多いだけに順調な進捗である。

営業利益に関しては、マンションインターネットが好調の不動産テック事業が下期も増益をけん引する見込み。インフラテック事業及びアドテク事業も堅調に収益を確保する予想である。営業利益の2Q進捗率は24.7%(前年同期は36.8%)。目標営業利益が4,000百万円と高いだけに、成長期にあるヘルステック事業及びシナジーがまだ十分顕在化していないエドテック事業が早期に利益貢献できるかが計画達成への鍵になりそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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