みらかホールディングス---2020年3月期連結業績予想を修正
[20/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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みらかホールディングス<4544>は24日、2020年3月期通期連結業績予想の修正を発表した。このなかで繰延税金資産の取り崩しも実施する。2021年3月期連結業績予想と新中期計画の公表については延期するという。
2020年3月期通期連結業績予想(2019年4月-2020年3月)の修正については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、前回予想の前提から大きく異なるものとなったとして、売上高は前回予想比約23億円(うち新型コロナウイルス感染拡大影響は21億円)減少、営業利益は約19億円(同14億円)減少。その内訳として、受託臨床検査事業において外出自粛要請等により患者の受診抑制がみられたことおよび医療機関からの検査受託数の減少があったこと等により売上高は約17億円、営業利益は約11億円、臨床検査薬事業においての検査需要減少等により、売上高は約4億円、営業利益は約3億円それぞれ影響を受ける見込みとしている。経常利益は営業利益の減少に加えて、同社の持分法適用関連会社における会計処理変更の影響を最大限想定し、同比約32億円減少する見込み。
繰延税金資産の取り崩しについては、業績及び今後の業績見通しを勘案し、繰延税金資産の一部を取り崩す等により法人税等調整額として約58億円を計上する。この影響などで当期純損益は経常利益の減少及び繰延税金資産の取り崩し等を法人税等調整額に計上することから同比約66億円減少。配当予想は130円で変更はないとしている。
単体業績における関係会社出資金評価損の発生については、2020年3月期の個別決算において同社の連結子会社である、みらか中央研究所への出資金について評価を行った結果、実質価額が帳簿価額から著しく下落していることから減損処理を行い、関係会社出資金評価損約21億円を特別損失として計上するという。なお、当該関係会社出資金評価損は、単体のみに計上され、連結財務諸表上は相殺消去となるため、連結業績への影響はないとしている。
2021年3月期連結業績予想及び新中期計画の公表延期については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現時点では業績予想を適正かつ合理的に算定することが困難な状況にあるといい、5月に予定していた新中期計画の公表を延期することとした。また同様の理由から2021年3月期の連結業績予想も未定とした。なお、2020年3月期の連結業績については5月に予定通り開示するとしている。
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2020年3月期通期連結業績予想(2019年4月-2020年3月)の修正については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、前回予想の前提から大きく異なるものとなったとして、売上高は前回予想比約23億円(うち新型コロナウイルス感染拡大影響は21億円)減少、営業利益は約19億円(同14億円)減少。その内訳として、受託臨床検査事業において外出自粛要請等により患者の受診抑制がみられたことおよび医療機関からの検査受託数の減少があったこと等により売上高は約17億円、営業利益は約11億円、臨床検査薬事業においての検査需要減少等により、売上高は約4億円、営業利益は約3億円それぞれ影響を受ける見込みとしている。経常利益は営業利益の減少に加えて、同社の持分法適用関連会社における会計処理変更の影響を最大限想定し、同比約32億円減少する見込み。
繰延税金資産の取り崩しについては、業績及び今後の業績見通しを勘案し、繰延税金資産の一部を取り崩す等により法人税等調整額として約58億円を計上する。この影響などで当期純損益は経常利益の減少及び繰延税金資産の取り崩し等を法人税等調整額に計上することから同比約66億円減少。配当予想は130円で変更はないとしている。
単体業績における関係会社出資金評価損の発生については、2020年3月期の個別決算において同社の連結子会社である、みらか中央研究所への出資金について評価を行った結果、実質価額が帳簿価額から著しく下落していることから減損処理を行い、関係会社出資金評価損約21億円を特別損失として計上するという。なお、当該関係会社出資金評価損は、単体のみに計上され、連結財務諸表上は相殺消去となるため、連結業績への影響はないとしている。
2021年3月期連結業績予想及び新中期計画の公表延期については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現時点では業績予想を適正かつ合理的に算定することが困難な状況にあるといい、5月に予定していた新中期計画の公表を延期することとした。また同様の理由から2021年3月期の連結業績予想も未定とした。なお、2020年3月期の連結業績については5月に予定通り開示するとしている。
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