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ミロク情報サービス---20年3月期は過去最高の売上高、経常利益を更新

注目トピックス 日本株
ミロク情報サービス<9928>は13日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.4%増の355.01億円、営業利益はソフトウェア資産の早期償却を計上するも1.2%増の52.27億円、経常利益が同5.0%増の53.11億円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は開発方針の変更に伴うソフトウェア評価損を計上したため、同50.7%減の18.39億円となった。これらソフトウェア資産の早期償却や評価損を計上することにより、今後の償却負担が軽減され中期的に収益性が改善されるとしている。

システム導入契約売上高は前期比13.7%増の223.59億円となった。ハードウェア売上高はWindows7のサポート終了を前にPC等のリプレース需要が高まったことで同43.1%増の48.69億円、ソフトウェア売上高は同0.1%減の124.29億円、ユースウェア売上高は同32.4%増の50.60億円となった。

サービス収入は前期比12.0%増の110.55億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同18.9%増の23.24億円、ソフト使用料収入は同19.6%増の17.76億円、企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は、新規顧客の開拓等によりサービス契約社数が増加し同10.2%増の48.60億円、ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同3.3%増の13.95億円、サプライ・オフィス用品は同4.9%増の6.97億円となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響を第2四半期まで見込むことを前提に、売上高が前期比1.4%増の360.00億円、営業利益が同31.5%減の35.80億円、経常利益が同32.2%減の36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.2%増の23.40億円としている。なお、同感染症の収束時期によっては、業績予想を変更する可能性があるとしている。





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