ダイコク電機---20年3月期増収、主力の情報システム事業が堅調に推移
[20/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ダイコク電機<6430>は21日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.6%増の329.22億円、営業利益が同6.3%減の14.31億円、経常利益が同4.2%減の16.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.0%減の10.61億円となった。
情報システム事業の売上高は前期比7.7%増の263.54億円、セグメント利益は同13.9%増の31.04億円となった。パチンコ遊技機向けに提案を強化している情報公開端末「REVOLA」は、高級感のあるスタイリッシュなフォームと多彩なコンテンツで市場の評価は高く、販売は前年度実績を大きく上回った。CRユニット「VEGASIA」シリーズでは上期の販売は好調に推移したが、下期において新規店舗や大規模改装が減少した影響で前年度実績を若干下回ったものの、販売計画は上回った。新製品AIホールコンピュータ「X(カイ)」では既存ホールコンピュータからのシステムアップの提案を推進し、順次新機能も追加搭載しているが、市場環境の冷え込みは厳しく、販売計画を若干下回った。
制御システム事業の売上高は前期比2.1%減の65.98億円、セグメント利益は同83.9%減の0.78億円となった。パチンコ遊技機向け部品販売は好調に推移したが、市場全体の新台販売台数減少に伴う遊技機メーカーの販売計画見直しやリユース率の上昇等もあり、表示ユニット及び制御ユニットの販売においては前連結会計年度を下回る非常に厳しい結果となった。
2021年3月期通期の連結業績予想については、パチンコホールへの休業要請等による第2四半期までの業績低迷及び第3四半期以降は、段階的にパチンコ業界の市場環境が正常化に向かうことを前提として、売上高が前期比15.0%減の280.00億円、営業利益が同72.1%減の4.00億円、経常利益が同70.1%減の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同71.7%減の3.00億円を見込んでいる。
<SF>
情報システム事業の売上高は前期比7.7%増の263.54億円、セグメント利益は同13.9%増の31.04億円となった。パチンコ遊技機向けに提案を強化している情報公開端末「REVOLA」は、高級感のあるスタイリッシュなフォームと多彩なコンテンツで市場の評価は高く、販売は前年度実績を大きく上回った。CRユニット「VEGASIA」シリーズでは上期の販売は好調に推移したが、下期において新規店舗や大規模改装が減少した影響で前年度実績を若干下回ったものの、販売計画は上回った。新製品AIホールコンピュータ「X(カイ)」では既存ホールコンピュータからのシステムアップの提案を推進し、順次新機能も追加搭載しているが、市場環境の冷え込みは厳しく、販売計画を若干下回った。
制御システム事業の売上高は前期比2.1%減の65.98億円、セグメント利益は同83.9%減の0.78億円となった。パチンコ遊技機向け部品販売は好調に推移したが、市場全体の新台販売台数減少に伴う遊技機メーカーの販売計画見直しやリユース率の上昇等もあり、表示ユニット及び制御ユニットの販売においては前連結会計年度を下回る非常に厳しい結果となった。
2021年3月期通期の連結業績予想については、パチンコホールへの休業要請等による第2四半期までの業績低迷及び第3四半期以降は、段階的にパチンコ業界の市場環境が正常化に向かうことを前提として、売上高が前期比15.0%減の280.00億円、営業利益が同72.1%減の4.00億円、経常利益が同70.1%減の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同71.7%減の3.00億円を見込んでいる。
<SF>