ダイキアクシス---1Q増益、住宅機器関連事業及び再生可能エネルギー関連事業が好調
[20/06/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ダイキアクシス<4245>は5月29日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.6%減の95.93億円、営業利益が同6.8%増の5.02億円、経常利益が同5.8%増の5.43億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.1%減の2.80億円となった。
環境機器関連事業の売上高は前年同期比11.0%減の50.42億円、セグメント利益(営業利益)は同10.0%減の5.00億円となった。浄化槽・排水処理システムについて、国内売上高では、前年同期は大型案件の工事進行基準適用により一定程度の売上高を計上したが、当期はそれらに見合う計上がなかった。また、海外売上高についても、中国での新型コロナウイルス感染症拡大が他地域に先んじて始まったことから都市封鎖により景況悪化の影響を大きく受けており、案件の売上計上時期が第2四半期連結会計期間以降へ延期となっている。
住宅機器関連事業の売上高は前年同期比13.1%増の39.85億円、セグメント利益(営業利益)は同37.5%増の1.23億円となった。建設関連業者等売上は部品生産拠点の多い中国からの商品入荷遅延があったが、代替商品への切り替え等で堅調に推移した。住機部門工事は中大型案件が少なかったが、完全子会社化した冨士原冷機の売上取込があり、堅調に推移した。ホームセンターリテール商材は既存店への販売が減少するとともに、ECビジネスにおいては新型コロナウイルス感染症拡大の影響で現地調査等の営業活動が停滞した。
再生可能エネルギー関連事業の売上高は前年同期比43.4%増の1.64億円、セグメント利益(営業利益)は同33.1%増の0.30億円となった。太陽光発電に係る売電事業において、順次売電を開始し大幅に増加した一方で、バイオディーゼル燃料事業及び小形風力発電機関連事業は減少した。
2020年12月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスによる業績への影響を現時点では合理的に算定することが困難であるため未定としている。合理的に算定が可能となった時点で速やかに公表するとしている。
<SF>
環境機器関連事業の売上高は前年同期比11.0%減の50.42億円、セグメント利益(営業利益)は同10.0%減の5.00億円となった。浄化槽・排水処理システムについて、国内売上高では、前年同期は大型案件の工事進行基準適用により一定程度の売上高を計上したが、当期はそれらに見合う計上がなかった。また、海外売上高についても、中国での新型コロナウイルス感染症拡大が他地域に先んじて始まったことから都市封鎖により景況悪化の影響を大きく受けており、案件の売上計上時期が第2四半期連結会計期間以降へ延期となっている。
住宅機器関連事業の売上高は前年同期比13.1%増の39.85億円、セグメント利益(営業利益)は同37.5%増の1.23億円となった。建設関連業者等売上は部品生産拠点の多い中国からの商品入荷遅延があったが、代替商品への切り替え等で堅調に推移した。住機部門工事は中大型案件が少なかったが、完全子会社化した冨士原冷機の売上取込があり、堅調に推移した。ホームセンターリテール商材は既存店への販売が減少するとともに、ECビジネスにおいては新型コロナウイルス感染症拡大の影響で現地調査等の営業活動が停滞した。
再生可能エネルギー関連事業の売上高は前年同期比43.4%増の1.64億円、セグメント利益(営業利益)は同33.1%増の0.30億円となった。太陽光発電に係る売電事業において、順次売電を開始し大幅に増加した一方で、バイオディーゼル燃料事業及び小形風力発電機関連事業は減少した。
2020年12月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスによる業績への影響を現時点では合理的に算定することが困難であるため未定としている。合理的に算定が可能となった時点で速やかに公表するとしている。
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