NSW Research Memo(8):成長戦略と財務健全性を両立した財務戦略の実現を目指す
[20/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
日本システムウエア<9739>では、成長戦略と財務健全性を両立した財務戦略の実現を目指しており、健全な自己資本水準を維持するとともに、ROE12%以上の持続的成長を目指している。また、将来の企業成長に必要な投資を継続し、研究開発、M&A・アライアンス、人材育成などにも投資を行う意向である。一方、株主還元については、財務状況及び業績に応じた安定的かつ継続的な配当の実施を基本方針としている。
2019年3月期には好業績を反映して期末配当を中間配当の12.5円から17.5円に変更し、年間30円に増配した。また、2020年3月期も、中間配当15円、期末配当15円とし、年間配当30円を維持して、配当性向は16.8%である。同社では売上高500億円規模への更なる業容拡大を目指しており、その過程でM&Aに資金を投じる可能性もあることから、当面は大幅な増配より将来に向けた事業拡大を優先し、競争力の維持・向上を図る意向である。
2021年3月期については、新型コロナウイルス感染拡大の影響から業績予想を未定としており、配当予想も現時点では未定である。ただ、業績予想の開示が可能となった時点で、配当予想についても速やかに公表する予定という。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<YM>
日本システムウエア<9739>では、成長戦略と財務健全性を両立した財務戦略の実現を目指しており、健全な自己資本水準を維持するとともに、ROE12%以上の持続的成長を目指している。また、将来の企業成長に必要な投資を継続し、研究開発、M&A・アライアンス、人材育成などにも投資を行う意向である。一方、株主還元については、財務状況及び業績に応じた安定的かつ継続的な配当の実施を基本方針としている。
2019年3月期には好業績を反映して期末配当を中間配当の12.5円から17.5円に変更し、年間30円に増配した。また、2020年3月期も、中間配当15円、期末配当15円とし、年間配当30円を維持して、配当性向は16.8%である。同社では売上高500億円規模への更なる業容拡大を目指しており、その過程でM&Aに資金を投じる可能性もあることから、当面は大幅な増配より将来に向けた事業拡大を優先し、競争力の維持・向上を図る意向である。
2021年3月期については、新型コロナウイルス感染拡大の影響から業績予想を未定としており、配当予想も現時点では未定である。ただ、業績予想の開示が可能となった時点で、配当予想についても速やかに公表する予定という。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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